8月17日に、交通新聞社さんから「関西人はなぜ阪急を別格だと思うのか」を出版しました。
関西大手私鉄の一つ、阪急電鉄。
そのマルーン色の車両は、関西では鉄道ファンならずとも有名です。
さらに、阪急百貨店や宝塚歌劇といった阪急の関連事業は、全国にその名が知られています。
これらはすべて、阪急の創始者である小林一三が、確固たる信念と勝算をもって展開した事業。結果的に、その戦略は見事に成功しました。
この本では、小林が何を考えて事業を手掛け、成功に導いたのかや、開業から110年を経過してなお受け継がれている伝統、そしてブランド力のすごさを、様々な面から紹介します。
鉄道ファンでなくても、十分に楽しめる内容としましたので、むしろ「阪急って、あまり使ったことがない」「名前は知ってるけど、一体何がすごいの?」と感じる皆さんに読んでいただきたい本です。
発売から3日が経ち、おかげさまで多くの人に手に取っていただき、売れ行きも上々です。みなさまにもぜひご覧いただければと思います。
巻頭のカラーページに収録した、ずらりと並ぶ阪急電車の写真。走行写真や、懐かしい旧梅田駅のコンコース写真も収録しています。