シルクロード・テレコネクション。 | 現代ファウルスロー実験室

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なんと!!武田真一アナウンサーを全力リスペクトしてたら公共放送飛び出してフリーになっちゃった!!日テレさん推しをよろしくオナシャス!!

 

あの九州北部豪雨からちょうど一年のタイミングで、今年は各地で相当な大雨が降っていますね。仙台はエリアから外れてて難を逃れてるんですが、当該地域の皆様、被害出てませんか。日曜日までこの状況だというので、どうか無理せず、安全第一で行動してくださいね。地震関連なら自分も多少経験あるから「こうした方がいいですよ」とも言えるんですけど、豪雨災害はほぼ未経験なんで、あちこちの被害状況を見ながらオロオロするばかりです…。

 

 

あちこちのニュース番組がまだ「ありがとう日本代表!!」「ありがとう西野監督!!」で浮かれてる中、クロ現+がNW9から斉田さんを無理矢理(?)引っ張ってきてまで大雨警戒とメカニズム解説をしたのはすごくいい判断だったんじゃないかなと思います。たけたさんもきみじも「災害から命を守る報道」に並々ならぬ情熱を注いできた人だから、軸足がしっかりしてて、分かりやすくスッと注意事項が頭に入ってくる、説得力のあるオンエアになったんじゃないかなと思います。だからこそ22時からっていう時間はちょっと遅いよなー…お年寄りとかもう休んでる時間帯だもんな…。

 

 

お年寄りと言えば、オンエアでさかんに「活用してください」って呼びかけてた気象庁のHPのデータ、自分たちのような現役世代は使いこなせるけど、お年寄りとかたまたま当該エリアに入ってた観光客とか、なかなか難しいと思うんですよね。「能動的に情報を取りに行く」のって確かにめっちゃ大事だけど、それがどうしてもできない人を救うために、該当エリアは(今回のように同時多発の場合は該当エリアでなくても)テレビでL字画面だったりローカル特設だったりどんどんやってほしいです。災害弱者が真っ先に頼る媒体ってテレビでしょうから。

 

 

「それにしてもどうして今年はこんなおかしなことになってるの?」って疑問に対する木本昌秀先生の解説が分かりやすくて「あああなるほどおおお」とガッテンガッテンしたくなる感じでした。

 

 

「偏西風がうにょうにょ蛇行して、順繰りに高気圧、低気圧、と並んで最終的に強い低気圧が日本近くにある」+「太平洋上の海水温が上がってて、めっちゃ強い高気圧が張り出してきてる」

→梅雨前線が隙間にハマっちゃって同じ場所でずーっと大雨

これはひどい(真顔)なんとかインチキできんのか(大泉さん)。偏西風のうにょうにょ蛇行は、その通り道から「シルクロード・テレコネクション」とも言われてるんだそうで、たけたさんも率直に「知らなかった」と言ってましたね。自分もそんな漫画の必殺技みたいな現象知らなかった…。木本先生はエネチケーの「そなえる防災」ページで猛暑についてのコラムを書いてて、2012年と若干古いけど分かりやすくて情報量多いんで、一度目を通しておくといいかもです。

 

 

アングルの都合で、なんだか「作戦部長の状況報告に耳を傾ける武田軍総大将」みたいな感じに。

はいすいませんこれ以上ふざけません反省してます。みなさんガチで警戒続けてくださいね。ただずっと緊張したままだと疲れちゃうから、休めるときは休んで。暑いですしね。日曜日まで長丁場だから、体力温存しながら警戒しましょう。

 

オンエア冒頭で普段は絶対見せない渋い顔してた小西王子、無事帰れたかなあ…。取材陣も気をつけて。