地上波生中継でリーグアウェイ熊本戦 | オレンジの太陽

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清水エスパルスと音楽(主に邦楽)とボードゲームをこよなく愛するマイホームパパ。
富士山のよく見えるところに住んでいます。
ブログタイトルは、小学3年生の時から大好きな渡辺美里さんから。



さぁ、今シーズンも始まりました。

昨年に引き続き、J2リーグで戦うこととなった清水エスパルス。

入れ替わりもありましたが、概ね同程度の戦力を維持したまま挑むことができました。


アウェイとはいえ、地上波生中継です。

熊本といえば昨シーズン、ホームで昇格への分岐点となった致命的な敗戦を喫した…という印象。

やたら苦戦しましたが、熊本はあの勝利でJ2残留を決めたんでしたね。

スタメンは

権田、蓮川、山原、住吉、原、カルリーニョス、宮本、松崎、乾、中村、北川。

サブは

沖、北爪、吉田、西澤、白崎、西原、ブラガ。


特に最終ラインの入れ替わり、そこがスムーズにいくか。

そして、去年の借りは第一戦で返すことが出来るのか。

三連休最終日、日曜日の13時キックオフ。

試合序盤は、ガップリ組み合った両チーム。

どちらも、一進一退でしたね。

熊本は清水の攻撃力を警戒してか、しっかり守ってきましたね。

となると、こっちも攻め急がない。

カルリーニョス選手、松崎選手、乾選手がボールを受けて、北川選手の抜け出しのチャンスを伺う形。

34分。

狙った形で北川選手が抜け出すと、ゴールキーパーかわしてクロス。

ここに松崎選手が頭で合わせにいきますが…ポスト。

直後の37分には宮本選手がミドルシュートを放ちますが、勢いはあるものの枠の外。

決定機を逃すと、流れは熊本に。

ボールを奪うと、一気にカウンターに出てくる熊本の攻撃は怖い。

新しいディフェンスラインと、そこに溶け込むような形で中村選手が凌ぎます。

カルリーニョス選手までも、身体を張ってゴールを守る展開が続きます。

そんな中、39分。

ゴールまで距離がある位置で、フリーキックを与えます。

ゴール前の混戦の中、飛び込んできたボールは…誰も触れないままワンバウンド。

これは権田選手も止められず…無情にもゴール。

先制点は熊本に。

このまま、前半終了。

アウェイで、1点ビハインド。

今年は違うというところを、見せられるか。

ハーフタイムに、秋葉監督は修正が出来るのか。

後半になると、まずは追い付きたい清水が攻撃のギアを上げます。

原選手、北川選手が開始早々にシュートを放ちますが…これが決まらず。

ここで焦らずに、攻撃を続けられたのが良かったですね。

潰されても潰されても、北川選手が前線で溜めを作ってきたのが報われました。

優しく出したボールを受け取ったのが、山原選手。

ドリブルの動きだけでスペースを開けると、狙った右脚を振り抜きます。

これがゴール上にパスッと決まって同点ゴール。

試合を振り出しに戻します。

一気に逆転まで持っていきたい清水は、ここで高校生の西原選手を投入。

市川選手、石下選手の最年少記録を更新することになりましたね。

初出場初ゴールとはならなかったですが、いい動きが見られましたね。

これからが楽しみです。

同点のまま、ジワジワと過ぎていく時間。

このまま終わりかと思われましたが…ドラマが待っていましたね。

後半43分でした。

宮本選手からのパスを受けた原選手。

ゴール前に、低いグラウンダーのクロス。

これをクリアしようとした熊本の選手が、オウンゴール。

これで2-1と勝ち越しとなりました。

これまで開幕戦を勝ち切れないことが多かった、エスパルス。

今シーズンへの意気込みを、開幕戦で見せてくれましたね。

開幕スタートダッシュで、一気に勝ち点を積み上げて欲しいですね。

次はホーム開幕戦です。