やれやれ、ぼおっとしているうちに五月も終盤ですね。
今月のライブ・レポートは2件。
今日明日で、連打します。
まずは月初め、連休の谷間に行ったぺぺ・トルメント・アスカラール結成20周年の記念ライヴです。
今当日の写真を探したのですが、ない。もしや撮っていなかったのか、大概なにがしかの写真を1枚くらいは撮ってくるのですが、ない。フライヤーも捨ててしまったか、ない。チケットはたぶん捨ててしまったのだろう、ない。
俺は本当にあの夜、観たのか。
いや、観た。確実に観た。彼らの相変わらずの圧倒的なパフォーマンス、そして菊地さんの涙を…。
仕事終わりで池袋に繰り出し、写真のことなど頭から消えてしまうくらい舞い上がっていたのかもしれない。
菊地さんが昨年病んでいたことは知っていたが、源ちゃんのラジオでちょっと何か軽い引退を匂わせる発言をしていたのが気になっていた。
完全に杞憂だった。
確かに少し痩せて、ひとまわり小さくなった菊地さん。
サックスに所々フリーキーなトーンが混じるようになったのは、意図的なのかどうなのか…
ええい、そんなことはどうでもよいのだ。
ぺぺの魅力はまったく衰えていないのだ。いや、むしろ更に円熟したというか、みんなそこそこの齢でもう円熟もなにもないだろうと思いきや、なかなかどうしてこれでもかと、匂い立つほどに円熟しているじゃないか。そういえばこのライヴのタイトルだって〈香水〉ときたもんだ、MC中に菊地のアニキ自らが調合した香水を会場に吹きかけたりして、私の席までしっかり届きましたよ〈香水〉のかおり!
昨年はホントマジで体調ヤバかったらしいのですが、「このメンバーでまた演れて嬉しい…」と男泣きするアニキはどこまでも気障なのでした。
「キリング・タイム」でオーガズムを迎えるのは、いつもの私のたしなみなのですが、今回はガンダムなんちゃらに収録されていた「色悪」を菊地さんの歌で、しかもペペで聴けてもう大満足。一人でイキまくったのはいうまでもありません。
ま、個人的には私、ずっと田島華乃さん推しなんですけどね…
載せる写真がないから以下を載せておきます。
たしかフライヤーの写真もいまだにこれだったような。佐村河内云々と、当時本人も自虐ネタをかましていたと思いますが、このショット意外に気に入っているのでは…。サイン入りでどうぞ。