今回は小さいハコで観ました。
このBig Bandを超至近距離、かぶりつきで観る&聴く幸せね。

だってちょっと手を伸ばせば最前列の譜面台に手が届いちゃうんですよ。
で、その譜面台が…

実は今回のメンバーには4名の音大生女子が含まれていて、まあエリックさんに見込まれたんだからそりゃみんなそれなりの腕はあるわけですが、あえてルッキズムとの誹りを怖れずに書いてしまえば、アルトの渡邉瑠菜ちゃん、彼女は地味なジャズ界では生きていけないんじゃないかというほどのアイドル顔なのですが、いよいよステージ・オープンとなったらなんとその彼女が舞台袖からそろそろとこの私の目の前に向かってきて座ろうとしているじゃないっすか~

ええ、やだ、真ん前やん、おじさん逆に照れちゃうなあ、生きてて良かった…なんて一人ほくそ笑んでいたら、彼女座ったとたん譜面台でまったくそのご尊顔見えなくなりました。

……

まあね、思えば俺、そういう人生だったよな。

でもさあ、左右斜前のテナー小池修&アルト本田雅人両御大のお姿などは視界からはみ出んばかりにとらえちゃったし良いんじゃない…と自分に言い聞かせながら見始めました。

また瑠菜ちゃんの顔が超ちっちゃくてさあ、もう小池さんの半分くらいしかないからさあ……まだ引きずってる。

もひとつ言わせてもらうと、このバンドの個人的見所の一つは千里ちゃんのパワフルなドラムなんだけれど、こっちは小池さんの譜面で遮られて、千里ちゃんの姿を観るためには屈んで小池さんの譜面の下から観るしかなくて小池さんすいません。

さて、そんな戯れ言はともかく、このライヴ、当たり前ですが、音圧半端ねえ。
それからセトリがジャズジャズしてなかったのも個人的には良し!
序盤の「サー・デューク」からもうアドレナリン出まくり。スナーキー・パピーのレパートリーも本家より良かったかも。

結論
①このバンドのクォリティはやはり尋常じゃない
②Big Bandは最前列で観てはいけない。でも聴くだけなら最前列最高
③渡邉瑠菜ちゃん、フリーキーなトーンで攻めるならばもっと弾けてしまえ!
④本田さんイケおじすぎる
⑤千里ちゃん観るたびに巧くなっている!

⑥ああ、大切なことを忘れていました=松井秀太郎くんのラッパは世界レベルまで行けると思う=日本のブラウニーやぁ!!



はい、大体、以上です。