え!?
9月が終わるの?
このままあっという間に年末じゃん。

では今月のライヴ・リポート①

まずは現代のオーセンティック・ジャズにおいてはもはや重鎮と言ってよいのではないかというところのケニー・バロン。


オープニングの「ニューヨーク・アティテュード」の音からして、そのフレーズからして、
流麗なタッチからしてもうケニー・バロンなんだよね。
あとはその流れにただ身をまかせておけばよいわけで、なんとも上機嫌なライヴ鑑賞なのだ。

ほぼ火野正平と化した北川潔さんのベースと、これまたほぼ全盛期の小錦と化したジョナサン・ブレイクのドラムがまあえええ感じでサポート。

ケニー・バロンくらいの世代となるとアナログよりもややCDの方が多くなりがちなタイミングなのだが、レコード棚に1枚だけあったLP『Autumn In NewYork』を引っ張り出してきちんと復習。このアルバム、ライヴと同じく「ニューヨーク・アティテュード」から始まったことにまずびっくり。

何か、俺、〈ジャズ偏差値〉高いよなあと、しみじみと感じさせるケニー・バロンなのであった。