お久し振りです。


今日は、い草の生産高日本一はどこかについてお知らせいたします。

皆様、結構ご存知かと思いますが、


熊本県(特に八代市)で、

全国生産高の約9割を超えています。

い草農家が1000を超えるほどいます。


皆様がい草について知りたいことなどございましたら

どんどんご連絡下さい!!!

今日は、い草の持っている驚くべき力について

簡単に説明いたします。


まず、い草には、

防カビ・抗菌作用があり、

い草のほのかな自然の香りが生み出す鎮静作用があります。


また、優れた調湿能力があり、

温度変化や湿度変化など、環境により様々な表情を見せます。


い草には、このように、

快適な空間を演出する力を持っています。


今回は、

自分の紹介を忘れていましたので、

遅れてしまいましたが、自己紹介をさせていただきます。


自分は、熊本県熊本市出身で大学に通うために

上京してきました。


そして色々な事を経験し、

今は、

い草の壁紙を販売しています。

http://www.aiwall.net/


これから先、い草を愛する一人として、

皆様に色々ない草についての情報を発信して、

自分も勉強していければと考えています。


日本の文化であるい草には、

すごい力があります。

皆様にその素晴らしさを知っていただき、

い草文化を広めていきたいと思っています。


よろしくお願いします。



皆様こんにちは!


今回は、「たたみ」が出来るまでの工程について

簡単に説明していきたいと思っています。


まず、前回、収穫した「い草」を


1.泥染め

刈り取られたい草は、その日のうちにい草独特の色、香り、光沢を出すために、

天然染土を使って泥染めを行います。

その後、乾燥機で乾燥させます。

2.製織

乾燥されたい草は、長さごとに選別し、傷、太さのチェックをして、一枚一枚畳表に織り上げていきます。

3.仕上げ

製織された畳表は、一枚一枚織り傷が無いかなどチェックする仕上げを行います。

4.検査

高品質の商品を発信するために、厳しい検査を受けます。

5.出荷

国産表示シールや製品表示表等をつけて全国に出荷されます。

前回から、続きましたこのような長い工程を経て、

『たたみ』は出来上がります。




今日は、い草ができるまで工程についてお伝えいたします。


作っている農家の方にとっては、当たり前の事ですが、

普通の人にとっては、全くわからないと思います。


1.苗堀り

8月に畑(苗床)に植え付けられた苗を掘り出し水田苗床へ植付け育苗します。

それを11月下旬に掘り出し、本田植付け株用に根切り、株分けの調整をします。

2.植付け

調整された苗は、12月上旬からい草移植機等で植え付けます。

3.先刈り

5月上旬ごろ、根元まで日光が当たるようい草の先端を刈り払って、新芽の発育を促します。

(収穫の45日前頃に出る芽が長くて高品質のい草になります。)

4.網張り

い草は、150cm以上に伸長するので倒れないように水田全体に網を張ります。

5.収穫

6月下旬から7月上旬にかけ、よく生育し充実したい草を刈り取ります。

(刈り取り時間帯は、気温が高くない早朝が理想です。)


このように、約一年の長い工程を経て、い草が完成します。


次回は、このい草が、

『たたみ』になるまでの工程をお伝えする予定です。



今日、ご紹介する本は、


風土社から出版されている


「チルチンびと」です

環境や人を大事に考えた内容の記事がいつも載っています。


自然素材や天然素材にこだわっている建設事務所なども多数掲載されています。


皆様も是非ご覧になってみてください!!


次回から、い草の事について、のせていきたいと思っています。

皆様、はじめまして。

これから、皆様にい草に関する情報を提供していきたく

ブログを開設いたしました。


これから、い草の持っている素晴らしい力や

い草に関する様々な情報などを提供していきたいと

思っています。


よろしくお願い致します!!


応援よろしくお願いします。