昨日、小説チキンを改めて紹介した。




読んでねって。




そう言いつつ、俺自身、本はすんごく苦手(笑)




だって、俺だもん(笑)




漢字、だいっきらいだしー(汗)




まともに読んだ本はドロップと漫才ギャングとか。




数えられるくらいだろう。




しかも一回読んだだけじゃ分からなくてさ。




人に言葉の意味を聞きながらとか。




だから結局3回位読むんだけどね。




国語の勉強もっとしとけばなぁ。




俺が読んだ数少ない本の中に『葉隠(はがくれ)』って江戸時代の本がある。




それこそ昔の文章だからまったく意味が分からなかったけど、頭のいい仲間に意味を説明してもらいながら読んだわ。




未だに葉隠が言いたい事の1%位しか理解していないかも。




内容も殆ど覚えていない。




ただし強烈な衝撃をうけた言葉だけは覚えている。




二つ紹介しよう。




葉隠といえば「武士道というは死ぬ事と見付けたり」って言葉であまりにも有名だけど、意味は当時は全く理解出来なかった。





そしてもう一つ。




「恋の至極は忍恋(しのぶこい)と見立て候」




色んな読み方が出来ると思うけど、俺は当時も今もこの二つの文章の真の意味を理解してはいないだろう(汗)




ただ人並み(よりは少し危険な人生)の人生を歩んできて、最近ふとこの言葉たちの意味を自分なりに考えてみた。




どっちの言葉も、自分よりも、あるいは私心よりも、大切な物があって、その為に生きるべしって事なのかと。




30代後半くらいからだろうか。




自分のためにと頑張る事に限界を感じる事が増えてきてね。




自分より大切な物のために、でもそれは心のうちに秘めて気張ると、何だか無尽蔵に力が出る事を経験する度に、あ、これが葉隠が言っている事なんだろうかと思ったり。




話は少しそれるけど、東日本大震災の時に、いてもたってもいられなくて、被災地支援のために愛車を売り飛ばして支援した男がいたり、児童施設にランドセルを大量にプレゼントするタイガーマスクがいたり…




私心を越えた、公のために、あるいは誰かのために生きる選択をする人がいる。




車売ったら生活困るじゃん。




一杯ランドセル贈ったらすさまじい出費じゃん。




でも、見返りなんて求めてない、無私の生き方。




これ、かっこいいなってふと思ったり。




話はそれたけど、何か、葉隠に共通してる鼓動を感じる。




なんだろね。




なんか、よく分からないけど、私心を捨てる生き方をかっこいいと思える国に生まれてよかった。




そう、思う。




日曜だし、ぼけーっと考えてみた。




井口達也



※日本中の誰かの笑顔の為に皆で叶えたいね。



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