いよいよ明後日だぜーい!
毎月第二第四火曜日発売ヤングチャンピオン!
↑の表紙の本だから、間違わないようになー!
右下にアウトの絵が入ってるから大丈夫かな。
コミック化しますかって質問があったけど、人気が出なければ(人気投票で下位が続けば…)コミック化はおろか、連載途中で打ち切りってのが漫画業界の常識。
こ、こわい(笑)
怖すぎる…。
だからまずはヤングチャンピオンを手にして、家でじっくりとアウトを読んで欲しい。
そんでもって、巻末のプレゼントコーナーに、またしても人気投票を書いてハガキで応募するページがあったから、一通出してみてほしい。
巻頭カラーで大々的に始まる予定だ。
というか、巻頭カラーだった。
いち早く、読ませてもらった。
シビレたよ。
書いたものが作品になって手にすることが出来る事って、本当に嬉しいよ。
皆で掴んだ漫画化だから、応援あってこそ実現した漫画家だからさ、是非読んでみて。
二週に一回の発売だから、話はどんどん進む。
乗り遅れるんじゃないぜ。
封印解禁まであと二日!
コンビニだと置いてある冊数が限られているから、早めにゲットするんだぜー★
おし!
ってことで今日は昨日の続きを書こうと思う。
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(ここから昨日の続き)
スズメバチも追い払い、溺れかけたが生還し、肉奉行、エロ奉行、酔っ払い奉行としてその場の主役に上り詰めたテル。
真っ赤になった顔で、次から次へと下ネタを言うさまは、まるでただの酔っ払いオヤジだ。
しかしさすがのテルも、調子に乗りすぎて酔い過ぎたのか、ブルーシートの上に大の字になって寝てしまった。
口をあけて大きなイビキをかいて眠るテルを横目に、残りのメンバーで宴会を続けた。
そのうち、女の子の一人が寝ているテルを目を細めて見始めた。
「どうしたの」と聞くと、「あれ」と言ってテルを指差した。
テルを見たが、特に変わった様子は無い。
「何もないじゃん」というと、「気のせいかもだけど、今ね、テル君の口の中にね、何か入って行ったんだよね」と言った。
皆で注意深くテルの口元を眺めていたが、特に異変は無いようだ。
しかし、目をテーブルに戻そうとした次の瞬間、テルの口から何か出てくるのがはっきりと見えた。
スズメバチだ。
口をあけて眠るテルの中に、スズメバチが出入りしていたのだった。
唇の上を歩いて、また入って行った。
騒ぎ出す女の子たち。
面白がって笑う男達。
皆が出した結論は、刺激を与えるのはよそう。という事だった。
刺激を与えて、テルが刺されでもしたら大変だ。
口の中を刺されでもしたら、さすがのテルでも危なそうだ。
ところが、誰も予想しなかった事がおこった。
テルは口を閉じたのだった。
そして、夢の中でバーべキューの続きをしているのだろか、もごもごと噛み始めた。
「テル…ハチ食ってんぞ…」
仲間がつぶやいた。
緊張の瞬間だったが、俺は面白くて笑ってしまった。
数度噛む動きを見せたと思ったら、少し口をあけた。
するとそこからスズメバチが這い出てきた。
どうやら飲まれなかったようだ。
スズメバチが出てきて、女の子達は逃げる体勢を取った。
歯の直撃は避けたのかもしれないが、口の中でもまれたせいで動きがにぶい。
そして次の瞬間。
「アッチー!」と叫んでテルが飛び起きた。
焼きたてでアツアツの肉を食べた夢でも見たのだろうか。
答えはすぐに分かった。
テルはスズメバチに唇を刺されたのだった。
飛んでいくハチ。
そしてみるみる内に唇が腫れていくテル。
「アチー!アッチー!唇ヤケドした!アッチー!」
おおさわぎのテル。
ヤケドじゃないよ。ハチに刺されたんだよ、テル。
寝ぼけ半分のテルだった。
その後、急いで病院に連れて行ったが。唇はフランクフルトのようになっていた。
彼は、一応今も生きている。
井口達也
※今日の一言※
「クピプー」
↓封印解禁まであと2日!↓
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