いまだにどうしようもない俺だけど、もっとどうしようもないクソガキだった頃から俺を見守ってくれてきた人生の先輩から十字架を頂いた。



井口達也ブログ『チキン』CHICKEN~ドロップ・ゼロ~




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その先輩がつけていた十字架を俺がもらった。




「お前が持っていてくれ」




そう言われた。




俺が苦しい時、助けて欲しい時、この人は何も言わずにそっと手を差し伸べてくれた。




昔かたぎの人でな。




余計な事は言わずに、男は黙って背中で語るタイプの男だ。




何十人と従業員を雇って、大きな会社をやっていた。




自分の事より従業員とその家族が優先。




不義理や嘘は断じて許さず、仲間の為なら命を張る男。




会社もどんどん上向き急成長の時、色々訳アリなことがおこった。




もうずっと昔の話だ。




その時この先輩は法律の代わりに悪い人間に天誅を下しちゃってさ、長い間高い塀の中で暮らしていたんだよ。




法律の代わりに自らの手を下したらダメなんだけどさ、そんなことは重々承知なんだけどさ。




まぁ聞いてよ。




少し前に塀の中から出てきて、ようやくこの間会えたんだ。




この先輩は、人を一人、地獄に落としたんだ。




天国に昇らせたんじゃなくてさ、地獄に落としちゃった。




要するに、人をやってしまったって事なんだけど。




どんな理由があるにせよ人殺しはいけない~とか、そんな終わりの無い話をする頭は俺にはない。




だから詳しくは書かないけど、俺が裁判官なら無罪にしちゃってたと思う。




この世には法律じゃ片付けられない事ってあるよなぁって思う。




例えば我が子を殺されたら、親はその犯人をやっちゃっていいと思うんだよ。極端な話さ。




必殺仕事人ってわけじゃないけどな。




ちょうど今、リンゼイさんを殺した市橋が裁判にかけられているけど、なんだかんだ死刑にならないだろ?




親からしたら、その場でピストルで撃ち殺したいはずだ。




でもそれをやり始めたら、今度は逆の親が、そしてまた逆の~って感じで終わらないよな。




法って言うルールがないと、国の秩序がおかしくなって結局は不安定な社会になっていくんだろうし、これも終わりの無い議論。




先輩の件は全く違う話なんだけどさ。




いろいろあるけど、難しい話は抜きで。




俺はその先輩から誓いのペンダントを譲り受けた。




どんな誓いかは想像に任せるよ。




その誓いの中に、迷惑をかけた従業員やその家族にしっかり償いをするとの誓いもあるとのこと。




塀の中から出てきて約半年。




事件からもう何年も経っているのに、出所を聞きつけて、当時勤めていた従業員が何十人もその先輩の所に戻ってきた。




言っとくけど、その人はヤクザじゃないからな。




人間が一番やってはいけない事をやった人間のもとに、また沢山の従業員が戻ってくるというこの現象を、頭が硬い人間はきっと理解出来ないかもしれない。




でも、真実を知っている人間達は、そんなのはおかまい無しでまた集結し、団結している。





多くの人はきっと、ただただこの現実を見て、受け入れるしかないのかもな。




日常の中ではなかなか見聞きしない話だと思うけど、こういう現実があるって話をしてみたよ。




こんな夜中に(笑)




感想は難しいだろうから、無理すんなー(笑)




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おやすみ!



井口達也

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