ぼんやりと一言。
少年院には色んな奴がいた。
割と生活環境が似ていたりする奴も多い。
グレるにはグレるなりの理由があるもんだなぁと思ったりもする事もある。
何かしら不幸を抱えてたりな。
不幸が無い奴なんていないんだけどさ、誰だってグレるか軌道修正して前に進めるかは、紙一重なんだよなーって思う。
似たような経験をしていても、まっとうに生きている奴、手錠をかけられる人間になっちゃう奴。
分かれ道がある。
不思議だよ。
子供は生まれた時は白。
真っ白だ。
育っていく中で色んな色が足されていく。
しかしだからといって罪は罪で、許されるわけではない。
俺は幸せな方だった。
今当時を振り返って初めて分かる事もあったりする。
少年院には、人生投げやりになっていたり、人のせいにする奴が多かった。
そりゃグレるよな、って経験をしている奴も大勢いた。
でも、最後は何があっても自分の責任なんだよな。
人生ってそこが怖いし、そこが大事だ。
決めるのは自分。
責任を取るのは最後は自分。
少年院時代、それが分かっている奴がいただろうか。
逃げても、人のせいにしても、ケジメをつけるのは自分なんだよな。
全部自分の人生に返ってくるから。
当時同じ釜の飯を食った少年達は、今どうしているだろうか。
大汗をかきながらスキー場の草刈りを一緒に頑張ったあの少年達は、今どうしているだろうか。
井口は相変わらず馬鹿みてーに派手につっぱっちゃってるけど、皆ちゃんと更生したかなぁ。
希望って大事だよなぁ。
お先真っ暗って考えしか浮かんでこないから、今が楽しければいいって考えでいた時もあった。
そういう人間も多かった。
自分を諦めちゃってる奴が多かった。
規律をビッシリ叩きこまれ、精神を鍛えられるのが少年院だったように思う。
そこでは沢山の「やれば出来る」と、「やらねばならない」を叩き込まれる。
素直じゃない少年達はそんな事は考えないし、心の中では「かったりぃなぁ」って思いながら教官の指示に従っているけど、日々の厳しい生活の中で、本能に「やれば出来る」と、「やらねばならない」が刷り込まれる。
それでもダメだった奴が俺みたいになっちゃうんだろうけど、ああいう生活って実は大切なんじゃないかなーって思ったりする。
もう二度とごめんだけど(笑)、軍隊のような厳しい規律の中での集団生活、へこたれない精神を作ってもらえるプログラムは、若いうちに義務教育の中に取り入れてもいいんじゃないかな。
なんて思う。
おやすみ。
井口達也。
(^井^)(-∀-管)(・`ω・幸)目指せ1位!
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