はじめに、
読者のるり、
ひであっきぃ、
誕生日おめでとう★
俺は毎日沢山の人に
支えられてるんだなって
祝うたびに思うよ。
みんなにマジ感謝。
ってことで
ここからの話は
身内ごとで
申し訳ねーんだけど
みんなにも
知って欲しいから
書かせてもらうよ。
小説「チキン」は
皆読んだよな？
読んでねー人は
閉じ込めて
セクハラすんぞ？
っつーのは冗談で、
本の中には
俺とやりあった
白石龍蔵という
先輩が登場する。
その白石先輩が入院した。
一昨日の事だった。
緊急入院。
歯茎からの血が
止まらないって事で
白石先輩が軽い気持ちで
ダイユウ先輩の歯医者に
行ったのが発見のきっかけ。
ダイユウ先輩は
皆も知ってるよな？
このブログでも
ちょこちょこ登場する
俺の先輩で、
絶望的な俺の歯を
治してくれた名医だ。
白石先輩とダイユウ先輩は
同級生で幼馴染。
ダイユウ先輩が
白石先輩を診察した時に
その出血の仕方に
異常を感じて
急遽ダイユウ先輩の
兄貴がやっている病院に
検査の予約を取った。
どうせ大した事ねーと
拒む白石先輩を
あの超温厚な
ダイユウ先輩が
怒鳴りつけたらしい。
「いいから言う通りにしろ！」
ってな。
その後即検査に向かい、
異常な白血球数が確認され、
これは放っておいたら
危険だという事で
大きな病院に運んで再検査。
そこで告げられた病名が、
「急性白血病」
白血球の数値が
２７万もあったらしい。
正常値は
３５００～９８００位。
３０万になると
死んでしまうらしい。
あと一日発見が遅れてたら
どうなってたか
分からないと
言われたらしい。
ダイユウ先輩の
とっさの判断が
功を奏した。
「白石先輩が白血病で入院した」
この知らせを聞いた時
俺は耳を疑ったよ。
この世にゃ神も仏も
ありゃしねーのかってな。
白石先輩には
まだ学校に通う娘が二人。
事情があって
男手一つで育ててる。
自営で電気屋を
営みながらの子育て。
もう誰も
欠けちゃいけない家庭。
そんな家庭から
父親を奪う気か？
やり場のない怒りに
俺は頭がおかしくなりそうだった。
元々おかしい頭だけど
今度ばかりは
立ち直れねーかもって
思う位の衝撃だった。
でもな、
やっぱり神様も仏様もいる。
白石先輩には
今一人の大切な女性がいる。
その女性は白石家の
新しい母親になる約束の人。
子供達とも仲が良く
結婚も秒読みの段階だった。
その彼女の言葉を聞いて
泣くなというほうが無理だった。
「子供の事も
仕事の事も
お金の事も
何も心配しなくて
いいから、
貴方は
治療に専念して
みんなの為に
必ず治してね」
何だか色んな思いが
凝縮されている言葉だった。
娘達が待ってる。
仲間が待ってる。
そして私が待ってる。
白石先輩は彼女の事が
本当に心強いと思うよ。
病気の時ってのは
人はどうしても
悲観的になりがちだ。
でも心の支えがあると
何とか頑張れるものだ。
信頼している彼女から
全てを任せてと言われたら
心の重荷が
軽くなったと思うし
何よりも
彼女の深い愛を
再認識できたはずだ。
それは何よりの力となる。
白血病なんかに
負ける訳がねー。
娘の為に
貴女の為に
俺は死なない。
白石先輩は
そう誓っただろう。
必ず勝つっていう
力がみなぎったはずだ。
いかつい仲間達が
何人集まって
何をどうしようとも、
あきもとさん、
貴女一人の愛の力には
及びません。
俺等に出来る事があれば
遠慮なく言って下さい。
白石先輩は
とても強い先輩だけど
白血病っていう相手も
なかなかの強敵です。
俺はもう
そういう意味不明で
クソみてーな病気で
大切な仲間を
奪われたくないです。
殴り合いが出来る相手なら
俺が代わりに闘いたいけど
それも出来ない相手です。
どうか白石先輩を
よろしくお願いします。
そしてみんなへ。
この世には
そしてここの読者の中にも
難病と闘う同志がいる。
負けんじゃねーぞ。
周りにそういう人がいたら
支えてやるんだぜ。
今日のこの日
この瞬間に感謝して
明日に希望をもつ事は
厚みのある人生に
つながるんだよ。
俺はそう思う。
最後に。
白石先輩、
必ず勝てよ。
(^井^)
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