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「人間は何の為に生まれて来るのだと思う？」
野村前楽天監督
(以下ノムさん)は
母校の生徒の前で
こう言った。
答えられない生徒達に
ノムさんは話しを続けた。
「一生に一度ぐらい考えてみるのもいいんじゃないか？」
大きなテーマで
それぞれにきっと
考え方があるから
一つにまとまる事は
ないのかもしれない。
でもきっと
考える事自体が
実は大切なんじゃ
ねーかなって思った。
誰だって毎日毎日
目の前のことに必死だ。
ダラダラ過ごしてても
心臓は必死に動いてる。
てめーの怠惰な心とは裏腹に
心臓はドクンドクンと
生命のリズムを刻み、
全身に血を送り出す。
内臓も休む暇無しに
てめーを生かそうと
必死に活動している。
ならば
このみなぎる生命力は
一体何のためにあるのか。
考えてみてもいいよな。
力に変える事が
きっと出来る。
ノムさんは言った。
「世のため、人のために
生まれてきた」ってな。
ああ、これも
一つの答えだなと思えたよ。
「人を喜ばせば
必ず自分に返って来る。
不思議なもんだよ本当に」
ノムさんはこう続けた。
俺の倍生きて
選手時代、
監督時代を通して
最底辺から最上級を
味わった人の言葉。
何か壁に当たって
足踏みをしてる人と、
今日誕生日の
同志のモカに捧げる。
(^井^)
