「私」という存在 | Part time Female Yuki(Yukiのひとりごと)

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これまで女性に憧れて、女性になりたいと願っていました。それは性別違和からくるものなのか?漠然とした疑念と女性化への思いを抱えながら、気づけば40代。結婚もし、子供も出来た今、それでも抑えられなかったこの思い…


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こんにちは。有紀です。

 

みなさん「アライ」って言葉はご存知ですか?英語で「ally」と書きます。「味方、協力者」という意味を持つ言葉で、いわゆるLGBTやセクシャルマイノリティ関連の業界(?)用語としても使われています。「性指向が異性対象で、性自認が身体の性と一致している」、いわゆる「ストレート」でありながら、セクシャルマイノリティへの理解・支援を表明されている方々を指します。まぁ、私のブログに来られる方なら、ご存知の方も多いでしょうね。以下のサイトが参考になると思います。

 

アライ(Ally)=セクシュアルマイノリティ理解者になろう!

 

とはいえ、表だって表明して活動をしている方がそうそういる訳もなく、普段の生活の中で理解者を得る為には、どうしても、「カムアウト」というハードルをクリアしなければなりません。そしてそのうえで、相手が自分のことをどう思ってくれるのか、出たとこ勝負な面もあります。「この人なら大丈夫だろう」と思ってカムアウトしても、受け入れてもらえなかった、ということだって十分に考えられます。そして、最悪の場合、そこからアウティングに発展して、知らせたくない人たちにまで自分のセクシャリティを知られてしまうことにもなりかねません。もちろん恥ずべき事ではないのですから、知られたって堂々として居ればいい、そういう考え方もありますが、日本はまだ、セクシャリティに関しての差別や偏見などが無いとは言えない社会環境です。アウティングによって起きる差別などによって、職場や学校に居づらくなるのを恐れて、言い出せずにいる人が多い、というのが現状ですし、私もその一人です。もちろん人によって環境はそれぞれ違います。私の場合、周囲にカムアウトしていないにも関わらず、こうやって外に出かけたり、ネット上で顔を出して積極的に活動していたりもします。アライを求めて自ら動いている、そんな感じでしょうか。バレたらその時はその時、そう思って開き直っている節もありますが、それでもバレるのは怖いです。

 

 

「有紀さんは、きっと寂しがり屋なんですね」

 

 

ネット上でそんなことを言われたことがあります。

 

「私」とイコールな「吉野有紀」という人間は、社会的には何処にも存在していません。私はSRSも戸籍変更もせず、名前の変更すらしないつもり。ですから、二つの存在が一緒になることは、将来的にもあり得ません。「私」と「有紀」、表裏一体ではありますが、同時に存在することはない、というのが現状です。そして、「有紀」にはバックボーンとなる社会生活の蓄積がありません。降ってわいたような人間であり、何処までいっても、何時まで経っても、その存在が社会的に認められるようなことはありません。その「存在の不安定さ」から来る思いは、心の中に存在し続けています。

 

こうやってブログを書いたり、ネット上で何かを発信しているだけでなく、実際に外に出かけて行って買い物したり、ミックスバーなどに赴いてコミュニティを広げようとしている私。もちろんそういうことが楽しい、というのはあるのですが、心のどこかに、「存在を認めて欲しい」と思い続けている自分がいます。その願望が、セクシャリティを隠したいという気持ちを上回っているが故に、周囲にカムアウトしないまま顔を晒しているという、矛盾した行動につながっているんでしょう。

 

「有紀です」と名乗る度に、実在感が増すような、そんな感覚。

自分自身の存在の確認。

 

 

 

 

だから私はいつもブログを書くにあたって、こう切り出すのです。

 

「こんにちは。有紀です。」

 

と。

 

 

 

今日も私のブログを読んでくれてありがとうございます。

 

ではではバイバイ

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