息子はとっても風呂が好き。

ただ、おおかたの幼児がそうであるように、

ただ、おおかたのワンちゃん猫さんがそうであるように、


彼はシャンプー時大泣きする子どもであった。


ある日役所から来たという女性が

「お子さん様子いかがですか?」

「??難しいところもある子ですが、何とかやってます。」

「ちょっと会わせて頂けないかしら?」


ちょい待て。

こ  れ  っ  て?

あれか?通報?

どうやらビンゴびっくりだったらしい

大声で泣いているのを気にされている方がいたらしい。


容疑ガーンは無事晴れた。

その日から私はやけに説明的な入浴をするようになったのだった。泣き声があがると、


「はーい\(^o^)/〇〇くーん、シャンプー怖いねぇ。でもキレイキレイしないとねぇぇぇ!!!」

「はーい\(^o^)/泣かないのよー流しますよぉぉぉ」

追い詰められた母の技。周知。


事案。その2。

節約の為、ヘアカットは私がやっていた。

ある日夫が、「俺出来る。やってみたい。」

と志願して来たので、熱意に押されて一任することにした。


チュイーンチュイーン!!

バリカンの小気味よい音がする。

大丈夫そうね。手先は器用な人だしねニコニコ


しかし、

ご機嫌で駆けてきた息子を見て、

私は凍った不安不安不安不安ガーン


息子は無残なゴルフ場ハゲにされていたのだった。なんと痛ましい姿。




いや、こんな造形的なリゾートハゲではなかったが。

翌日床屋に行くにも幼稚園を休むわけにも行かない。


あ、先生ニコニコ今日もよろしくお願いします!

せ、せんせい?


不安不安不安

あ、マズイ。

凍ってる。凍ってるよ。


先生は深刻な面持ちになった。

おうちで何かあったんですか?


ちっ、違う。

ホシは私じゃありません!!


父親がバリカンに失敗しまして。

今日帰ったら床屋に行くんですよー。


というと、先生はぎこちない笑みで

あっ。。そうなんですねぇぇ!!不安不安不安


以後、散髪は外注(床屋)にすることとなった。

せめてもの救いは
父親にリゾートハゲにされようと
祖母に金太郎にされようと
義母にアシンメトリーヘアカットを施されようと、

息子はいつもご機嫌だった、ということだ。

↓そういえば歯磨きも大変でした。
昔こんなのがあったらなあ。
ユーチューブで電動歯ブラシを超プッシュしてる方が居たので、私も1つ買ってみるつもりです。痛気持ちよく、ツルッツルになるのだとか。