東日本大地震によって、
被害を受けられました皆様に、心からお見舞い申し上げます。
犠牲となられた方のご冥福を祈ると共に、
1日も早い復旧復興を切に願います。(今日で6年)

 

東日本大震災から6年。
被災地の一部は、化瓦礫等が撤去され更地になったり、
盛り土がされ再建準備の段階に入っていたり、と
ゆっくりではあるが、復興へ進んでいる様子である。

 

しかし、岩手県では2月末時点で
6116世帯1万3126名が仮設住宅での生活を送っている。
震災から6年も経つのに未だにこの様な状況である。

 

そうした中、10日、政府は2012年から
3月11日に開いてきた首相記者会見を
打ち切る事を決めたのだ。

 

理由は、震災から6年となり一定の節目を越えた、
と判断したからだ。

安倍首相は3月11日に政府主催追悼式で式辞の朗読はするが
会見は開かないという。

 

これに対し菅官房長官は会見で

 

「影響は全くない。」

 

と述べた。

 

被災者に寄り添った政策を行うと述べてきた事は
何処へ行ってしまったのか?
政府にとって被災地及び被災者の事は
月日の流れと共に、忘れられてしまうのだろうか?