非常勤講師として100名の学生たちに教えている大学で、今年より英語科の大学の先生型によって授業見学が実施されることになりました。
今週、授業に行くと、朝、授業見学担当の先生に、「先週、メモをいれることになっていたのですが、できなくて・・・」と、当日に「授業を見学させてください。」との要望がありました。
「当日では・・・」と断ることもできましたが、どうせ見学は回ってくるので、快諾しました。「まな板の鯉!」あとは、学生たちが、ふつう通りに振る舞ってくれることを祈るのみです。
見学は30分くらいで、いらっしゃる時間もだいたいのところxx時ころ、とご連絡をいただきましたので、日頃の授業の現状をみていただくつもりで臨みました。
学生たちは、突然の訪問者を気にすることもなく、いつもの通りで過ごしてくれました。
後で、その先生からフィードバックをいただきました。
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<チェック項目>
1.授業はよく準備され、まとまっているか。
・準備されている
2.教師は適切で明確な目標設定を行っているか。
・常に学生に小目標を意識させるようにしていると思います。
3.教師は友好的な雰囲気作りをしているか。
・学生がリラックスしていて友好的な雰囲気。
4.教師は学生の学習動機を向上させようとしているか。
・言葉の端々に動機を刺激する意図が感じられました。
5.教師は学生の質問にきちんと答えようとしているか。
・学生の方からの積極的な質問に誘発するのは至難ですね。
6.教師の指示と説明は適切ですか。
・適切だったと思います。
7. 教師は学生の英語の発話や学生同士のやり取りを支援しているか。
・自然に助けあったり、相談し合ったりしていました。
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まだまだ、「学生からの質問を誘発する」ということに課題が見られますが、日頃自分が心掛けているポイントが、大学の方針に合致し、学生たちの英語学習を刺激し、高めていく方向に向いていることが確認でき、嬉しくなった出来事でした。![]()