到着がスムーズにいかなかったのは、米国留学の時だけではありません。オーストラリアもそうでした。

もう30年も前のことです。オーストラリアのパースまで、飛行機で13時間、3か所を経由して、深夜2時半頃パースに着きました。もうひとりの交換留学生の同級生と、学校からの迎えの人を探しましたが、結局みあたりません。名前だけは聞いていましたが、そのうち来てくれるだろうとのんびり構えている私と違い、友人は、背の高い男の人を見つけては、「Are you Mr. John Hughes?」と尋ねています。しかし、どの人も答えは「No.」
やがて、空港には誰もいなくなってしまいました。

すると友人は、Policeの案内を見つけて、そこに相談にいきました。すると、朝まで待て、と言われたとか。二人で明るくなるのを待ちました。

明るくなったので、大学に送って行ってもらえると思い、またカウンターに行くと・・・・どこに連れていけばよいのか、と言われました。そう、その日は日曜日で、大学に行ったところで、Mr.Hughesはいないのです。それでも大学へ・・・と行っていたら、「We will take you wherever you want to, but where shall we take you?」(どこでも望むところに連れていくけど、どこに連れていけばいいんだ?)と肩をすくめて言われたときに、初めて、この知らない国で二人ボッチなんだ~という実感がこみ上げて、急に心細くなりました。

その時、友達が、私たちの前に交換留学で行っていた人からもらっていた人の連絡先を持っていたので、そのリストをおまわりさんにみせると、その中から、大学の職員の人を見つけて、連絡をしてくれました。

その後、彼女が迎えてきてくれて、同時に、Mr. Hughesに連絡をしてくれて、やっと私たちを泊めてくれる人に会ったのは、パース到着の12時間後でした。

長い一日でしたが、あのMr. Hughesを探して行動する友人と彼女が持っていた大学の人のリストがなければ・・・と思おうと、その友人の行動力に頭が下がりました。

空港の建物の外にでてびっくり!!どうしても困れば、ホテルに泊まればいいや、くらいに考えていたのですが、空港の周りには何もありませんでした。