いわゆる五味(甘味・塩味・苦味・酸味・旨味)の中で
当園により最も「新規開拓」されたのが甘味だ。
甘みの種類が糖分一種類、ひらたく言えば砂糖の量でのみ
判断していたのが菜園を始める前だった。
今では、甘みにもいろいろな「種類」があり、それぞれ
強弱だけはない「深み」の違いもあると気づき始めた。
長い人生航路の道中で大きな一歩だ、というと大げさだろうか。
果物や一部の野菜、トマトやサツマイモなど、は元々甘いもの
というイメージもあり比較がしやすい。
いっぽう採れたて春キャベツの芯やニンジンやコカブなどに
「甘さ」を感じるとき、それはイチゴの甘さとジャンルが違う。
感動も異なる。比較ができないのだ。
さて、前回お伝えしたとおり期待はしていたが、予想を大きく
裏切られる結果となった。
見た目はもちろん、生食した感じでも、目をつぶっていれば、
「硬くて少し熟し足りない桃」と答えただろう。
あの、かすかな甘さを感じて喜んだコカブを大きく上回る驚きだ。
もものすけ。
呼びやすく、育てやすく、食べやすい。
これはまいりました。
当園レギュラー決定だ。



