思い立ったが吉日、がモットーなわけではない。時は金なり、を金科玉条としているわけでもない。
フットワーク軽く、といえば聞こえはいいが、実のところ思慮浅いだけかもしれない。分析はあえてしていない。
先日、朝の情報番組を見ながら「道の駅いいなぁ」のつぶやきに「じゃあ行くか」と軽く応じてしまい2時間後、レンタカーで東京唯一の道の駅「八王子滝山」にいた。
駐車場待ちで並んでいた運転手が中にはいったときには、すでにつれの買い物かごは一杯だった。初物の栗がはいっている。我が菜園で有名?になったサルナシもある。
かごの中の葉野菜には目がいかなかったが、その晩お浸しで出た際、びっくりした。軽いぬめりにほのかな苦みがあり、煮汁は赤紫だ。うまい。モロヘイヤとほうれん草の中間のような野菜で、色からしてアントシアニンをはじめとした栄養も◎。
金時草(きんじそう)とある。これは石川県での呼び名で、熊本では水前寺草、愛知では式部草というらしい。
こういう出会いがあるから道の駅は楽しい。
つれも満足そうだった。
美味しい野菜に出会ったが、近くで売っていない。普通だと、また今度会うまで、となるが素人菜園家は違う。もう育てるしかない。
3日後、苗が2株届いた。
これまた思い立ったが、というヤツか。
いや、それを言うならその名のとおり、時は…のほうだろう。

