万葉集。。。23 | 勇者たけるのブログ

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ちいさくまとまんなよ


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験なき

物を思はずは

一坏の

濁れる酒を

飲むべくあるらし


《大伴旅人》

巻三・三三八



しるしなき

ものをおもはずは

ひとつきの

にごれるさけを

のむべくあるらし


《おおとものたびと》



かいのない

物思いをするよりは

いっそう一杯の

濁り酒を

飲んだほうがいいようだ




大伴旅人は60歳を過ぎてから大宰府の長官として赴任します。これには、左遷だったという説もあります。

さらに追い討ちをかけるように同行して来た妻を亡くします。住み慣れた都を離れ、人生を共にした妻をも失い、孤独の中酒に救いを求めた旅人。妻を亡くした悲しみを読んだ歌も八首残しています。