近くのクリニックに行ったら、「これだけひどいと日帰り手術はできません」と言われて大病院での入院手術になりました。
入院で必要になるのが、暇つぶし。

目の手術ということで詰将棋の本は持参せず、覚えやすい問題を探しました。
「詰将棋裸玉」で検索し、選んだのは次の3作品。

 

 

盤上にあるのは1二玉のみ。

1 飛、飛、銀、桂の持駒で、21手詰み。

2 角、金、金、銀、銀、桂の持駒で、19手詰み。

3 角、角、金、金、桂、歩、歩の持駒で、17手詰み。

退院後、息子にこの話をしたら、「病室でぼーっとしていたら認知症を疑われる」と言われました。
「脳内将棋盤で詰将棋を考え中」と貼り紙をしておいた方が良かったかもしれません。

救急車で運ばれて手術後に入院というケースも多いようで、「この書類にサインを」「入院申込書は退院までに」という声が聞こえました。
「退院まで我慢してください」と看護師にあっさり却下された願いとは?

多分、タバコでしょう。
50年前は灰皿を置いていた病院も、全面禁煙になりました。
怪我の痛みより禁煙の方が辛かったかもしれませんね。

両目の手術で4泊5日の入院でしたが、1割負担で5万円。
手術前後の通院は、交通費の方が高かったです。

白内障の手術は1年間に150万件ということで、10年間に1000万人以上が手術をしている計算になります。
これだけ多いと、いろいろな話を聞くことができます。

十分取れていなかったので再手術をして2回分支払ったという話。
再手術の分は無料だったというクリニックの話。
医者の注意を守らず化粧をして失明した叔母さんの話。

白内障手術の後、細菌感染による術後眼内炎が最大のリスク。
2000分の1の確率だそうです。
手術後1週間は傷口がふさがっていないので最大限の注意が必要。

1カ月で傷口もほぼ治り力仕事やスポーツも可能ということですが、個人差があると思うので安全第一。
視力が回復し、パソコンの前に座って囲碁将棋麻雀を楽しめるのはうれしいです。