ブラックかどうかは、自分次第。 | スキルアップで        ビジネスぶっちぎり!

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己を磨き上げることこそ、ビジネスで勝つ道なり。

違法な働かせ方で若者を使いつぶす企業を選ぶ
「ブラック企業大賞」という企画があります。

残業や休日出勤を強いられ、
疲れ果てた従業員がノイローゼになったり、
自殺するまで追い込まれている企業が
選ばれています。

確かに、そうした事案は「ブラック企業」という
社会問題にまでなっていますが、
それはごく一部の人たちの話ではないのか、
という疑問はあります。

もし、それほど酷い企業であるなら、
もっと多くの従業員が
何らかの行動を起こしているはずです。

退職する人も多いようですが、
働き続けている人が多いのも事実。

問題のある企業なのかもしれませんが、
ある面では魅力もあるのではないかと思います。

残っている人にも意見を聞いてもらいたいと思います。

私が最初に勤めた会社は、夜中まで働くのは当たり前で、
徹夜も度々ありました。

大学出の初任給が17,8万円の頃に、
私は見習いとして10万円で入りました。

その後3年近く、給料もほとんど上がらないまま、
働き続けました。
残業代・休日出勤手当もありません。

しかし、私はこの会社をいまで言うブラックだとは
思っていませんでした。
酷いとも思わなかったのです。

格好をつけるわけではありませんが、
「素人の私に技術を教えてくれている」
「経験を積ませてくれている」と考えていたのです。

私自身も仕事を憶えるために一所懸命で、
辛いとか、給料が安いとかは、
考えたこともなかったのです。

さすがに、仕事を憶えた頃でも
会社の状況は改善されなかったので
職場は移りましたが、この会社には感謝こそすれ、
恨みなどはありません。

何が言いたいのかというと、個人個人、
感じ方や考え方が違うということです。

同じような状況でも、
辛いと感じ悩む人がいるかと思えば、
自分自身のために乗り越えようと奮起する人もいます。

人それぞれに会社への思いが違うのであれば、
「キツい会社=ブラック」
と言ってしまうのはどうなのかと思います。

自分を鍛えるために、
自ら飛び込む人もいるのですから。

別の例えで言えば、町工場はどうでしょうか。

社長と従業員が家族のような関係で、厳しい状況の中、
残業代もなく頑張っている工場を
ブラックと呼べるのでしょうか。

少ない人数、安い給料でも、
本人がやりがいを感じているなら、
それはブラックではありません。

結局は、働く人の気持ち次第なのです。

 

 


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