NY市場サマリーのサマリー 4/27():S&Pとナスダック小幅続伸、ドル小幅安・利回り上昇

ダウ -62(-0.13%)、ナスダック総合 +50(+0.20%)、米10年債利回り 4.345%VIX 18.02

 

<為替>

ドルは小幅安となった。米・イラン和平交渉の行き詰まりが懸念される中、週内に予定される主要中銀の政策決定会合に注目が集まる。2829日のFOMCは、FRBのパウエル議長にとって最後の会合になるとみられる。

 

ドル指数は0.18%安の98.45。同指数は2カ月連続で上昇したものの、4月は下落する見込みだ。 円はほぼ横ばいの159.39円と、160円の心理的節目をわずかに下回る水準で推移した。日銀は28日会合で金利を据え置く見通しだが、早ければ6月の利上げに前向きな姿勢を示すと予想されている。

ユーロは0.02%高の1.172ドル。

 

<債券>

米財務省短期証券(Tビル)のほか、2年債と5年債の入札が軟調だったことで、国債需要に対する懸念が意識される中、国債価格が低下(利回りは上昇)した。市場はFRBが2829日に開くFOMCに注目。5月15日に任期が切れるパウエルFRB議長にとっては最後の会合となる。10年債利回りは2.8bp上昇の4.338%。30年債利回りも2.8bp上昇し、4.944%。2年債利回りは2.6bp上昇の3.802%。

 

<株式>

S&P500とナスダック総合が薄商いの中、小幅続伸した。投資家は重要イベントが相次ぐ週の初めでひと息ついた格好だ。今週は企業決算、経済指標、FRBによる政策金利決定に加え、中東情勢の緊張の度合いも相場材料として重なっている。

 

第1四半期決算発表シーズンが本格化しており、今週は注目度の高い企業が相次いで決算を発表する。その中には、マグニフィセント・セブンと呼ばれるハイテク大手7社のうち、アマゾン、アルファベット、メタ、アップル、マイクロソフトの5社が含まれる。投資家は、これらの企業が人工知能(AI)への巨額投資からどの程度利益を回収し始めているかを評価することになる。

 

半導体大手エヌビディアは4.0%高。前営業日の4.3%高に続いて上昇し、時価総額は再び5兆ドルを突破した。

 

<金先物>

米国とイスラエルによる対イラン戦争を終結させる外交的進展が見られず、原油価格の高止まりとインフレ懸念が続く中、下落した。前日比1%安の4693.70ドル。

 

 

<米原油先物>

約3%上昇し、2週間ぶりの高値を付けた。米国とイランの協議が停滞し、ホルムズ海峡を通る原油輸送量が依然として限られているため、世界の原油供給が逼迫している。北海ブレント先物が2.90ドル(2.8%)高の108.23ドル。米WTI先物は1.97ドル(2.1%)上昇し、96.37ドルとなった。

 

これにより、ブレント原油は2025年3月以来初めて6日連続で上昇し、4月7日以来の高値となった。WTI原油も4月13日以来の高値を付けた。