精神状態に影響する薬を飲むのは初めてだったので、少し不安に思い、薬剤師の資格を持つ親友に薬の事を聞いてみた。
彼女になら、「鬱」の事を知られても良いと思った。
知られてしまう怖さより、薬を飲まざるを得ない今の自分の状態が怖かった。
優しい彼女に、鬱の薬を飲む事の怖さ、副作用等を聞きたかった。
彼女なら、私の状態を知っても態度が変わらない自信があった。

LINEで処方箋の写真を送ると、直ぐに返信が来た。
「強い薬では無いし、この量なら問題は無いので、安心してちゃんと飲むように。直ぐには効かなくても、ちゃんと飲むんだよ。」と書いてあった。
その夜から薬を飲み始めた。