野球界隈の「格言」というか、「あるある」事項でよく言われるのが

 

「交代直後の野手のところには打球が飛んでいく」

 

実際に試合を観戦していると、この「あるある」が刷り込まれている影響なのか、確かにそんな気もします。

先日鑑賞した映画「栄光のバックホーム」の主人公、元タイガース・横田慎太郎さんの引退試合でも、目に脳腫瘍の後遺症が残り関係者が打球が飛んでいかないことを祈る中で、交代直後の横田さんの守るセンターに打球が飛び、あのバックホームが産まれたわけで、なんとなく信憑性を感じます。

 

 

実際はどうなんだろう?ということで、今年観戦した142試合のスコアブックから下記の条件で調べてみました。(ヒマ人やねぇ…)

 

【抽出条件】

1)交代直後の打者3人までを対象とする。

2)ピッチャー、キャッチャーのバッテリーは対象外で、フィールドプレイヤーのみ対象とする。

3)あくまでも打球が飛んで行ったもので、送球を受けたものは対象外。また外野の右中間、左中間を抜ける打球は双方「打球が飛んで行ったもの」とする。

4)同タイミングで4人以上の野手が交代した場合は対象外(それだけ交代したらさすがに打球が飛んでいくだろう)とする。

 

 

さて、結果は…

 

上記条件に合う交代事例は557件ありました。

この中で

 

・交代直後最初の打者の打球が飛んで行ったのは59件(10.6%)

・交代直後2人目の打者の打球が飛んで行ったのは49件(8.8%)

・交代直後3人目の打者の打球が飛んで行ったのは47件(8.4%)

 

打者3人までに打球が飛んでいく確率は27.8%。

 

さて、この比率をどう捉えたらいいものか?

調べてみたはいいものの集計に苦労した割には「あぁ、やっぱりね」 と言えるだけの結果でもないような気が…。

皆さん、どう感じられますか?