5月11日に明治神宮球場で行われた東京六大学野球連盟春季リーグ戦、明治大×立教大の観戦記です。

開幕から2カード、引き分けが一つあったものの負けなしで首位を走る明大。このまま2023年春以来の4季ぶりの優勝を狙いたいところですが、ドラフト候補で中軸を担う小島がケガで戦線離脱。影響はいかほどか?

対するは前週に連覇中の早稲田相手に3回戦までもつれ込み、延長12回に丸山の逆転サヨナラHRという劇的な決着で勝ち点を奪った立教。この春の六大学リーグを盛り上げている存在ですが、このカードで勝ち点を奪えば最終カードが東大だけに2017年春以来の優勝の可能性も出てきます。

前日の1回戦は2-1で明治が競り勝ちましたが、このまま無敗を維持できるでしょうか?

<スタメン>

【先攻:立教大】

①レフト 山形

②センター 桑垣

③ライト 鈴木(唯)

④ファースト 西川

⑤セカンド 村本

⑥ショート 小林(隼)

⑦サード 丸山

⑧キャッチャー 落合

⑨ピッチャー 田中

【後攻:明治大】

①レフト 田上

②セカンド 木本

③センター 榊原

④ライト 内海

⑤ファースト 吉田(匠)

⑥サード 宮田

⑦キャッチャー 福原

⑧ショート 磯

⑨ピッチャー 髙須

<試合概況>

先制したのは立教。2回表、ピッチャーの田中が自らのバットで2点適時打を放ちリードを奪います。

明治もその裏犠飛で1点を返しますが、立教打線が4回表に髙須に襲い掛かります。

先頭の村本の死球を足掛かりに7番丸山、8番落合の適時打で追加点。

さらに押し出しで追加点を奪い、高須をKOすると変わった前田から3番鈴木(唯)がライトスタンドに満塁本塁打を叩き込みこの回7点のビッグイニングを作ります。

大きくリードを許した明治は6回に7番福原、代打若狭の適時打などで3点を返し追い上げます。

しかし7回表明治の守備に綻びが出て、犠打エラーなどで2点を追加し勝負あり。攻撃の手を緩めない立教が8回、9回にも加点して13-6で勝利し、1勝1敗のタイに持ち込みました。

 

<注目選手など雑感>

打線好調の立教が今季3試合目の2桁得点で明治を降しました。

中軸を担う4年生がバットが振れており、満塁本塁打を放った3番鈴木(唯)は2本の長打をマーク。

鈴木(唯)へのつなぎ役である2番の桑垣も3安打1四球2打点をマークし、打線の勢いを感じさせます。

この日は不発でしたが今季3本の本塁打を放っている山形や主将の西川といった4年生打者が結果を残しており、今季の六大学を盛り上げる台風の目になりましたね。

3回戦は明治との点の取り合いの末6-7で敗れ勝ち点を逃し、優勝戦線からは脱落しましたが、今季11試合で52失点の投手陣を立て直して秋につなげていきたいところです。

敗れた明治は髙須が立教打線の勢いを止められず今季初黒星となりました。しかし3回戦はきっちりと勝ち切り勝ち点3で首位をキープしています。

小島の離脱は痛いですが、同じ4年生の吉田(匠)がこの試合3安打1打点の活躍。

大きな声でチームを鼓舞する姿が印象的で、強いチームにはこういった選手の存在が必ずあるなと感じさせられました。次カードは2連覇中の王者早稲田との大一番、勝ち点を奪えば優勝に大きく近づきますので4年生のチーム牽引力に注目したいですね。

 

立教大020700211=13

明治大010003200=6

(立)田中、竹中、斎藤、吉野-落合

(明)髙須、前田、菱川、三浦、大室-福原

【勝利投手】田中

【敗戦投手】髙須

【本塁打】

(立)鈴木(唯)

【二塁打】

(立)田中、丸山、鈴木(唯)、西川、桑垣

(明)木本、福原、若狭