6月11日に東京ドームで行われた全日本大学野球選手権大会、東海大×城西国際大の観戦記です。

大学野球選手権の日程に合わせての計画年休取得。神宮のカードも魅力的でしたが、この日の東京は雨模様で神宮の試合は全試合順延で、迷いなく東京ドームへやってまいりました。

初戦で青森大を破った首都大学野球連盟代表の東海大、ドラフト候補大塚を中心に上位進出を狙います。対するは大阪商業大の出場辞退による不戦勝でこの試合が初戦となる千葉大学野球連盟代表の城西国際大。前回出場の2019年は8強まで進んでいる実力校です。

 

<スタメン>

【先攻:城西国際大】

①ライト 新井

②センター 鹿野

③ショート 小林

④キャッチャー 藤本

⑤ファースト 伊藤

⑥レフト 横井

⑦DH 菊池

⑧サード 田中(陽)

⑨セカンド 幸鉢

先発ピッチャー 晒谷

【後攻:東海大】

①ライト 西

②センター 大前

③ショート 大塚

④サード 川田

⑤キャッチャー 柳

⑥ファースト 笹田

⑦DH 大島

⑧レフト 兼松

⑨セカンド 内藤

先発ピッチャー 田近

東海大は先発に智弁学園出身の1年生、田近を起用。昨夏の甲子園でセンバツ王者の健大高崎を降した大一番での強さを見せることができるでしょうか?

 

<試合概況>

先手を取ったのは東海大。2回裏、5番柳、6番笹田の連打でチャンスを作ると、8番兼松が左中間スタンドに本塁打を叩き込み、3点を先制します。

東海は3回にも2死2・3塁のチャンスを作ると、6番笹田が左中間を破る適時二塁打を放ち、さらに2点を追加しリードを広げます。

リードを許した城西国際は4回表、4番藤本がレフトポールに直撃する本塁打を放ち1点を返します。

さらに内野安打や振り逃げ、四球で満塁とし、東海大先発田近をマウンドから引きずり下ろしますが、東海大リリーフの庄田に後続が断たれ、この回1点に終わります。

するとその裏東海は無死満塁のチャンスを作ると2番大前、3番大塚の適時打などで3点を追加し試合を決めます。

東海はその後、庄田、庄司、若山の継投でコールド要件の7点差を維持し、7回コールドが成立。8-1で東海大が準々決勝進出を決めました。

 

<注目選手など雑感>

東海大が打線がつながり、12安打の猛攻で快勝しました。

最大の殊勲者は先制3ラン本塁打の2年生兼松。

リーグ戦では8打数1安打の結果でしたが、中軸を打つ力はあると評されるスラッガー候補が大舞台で結果を残しました。4回の攻撃でも逆方向へのヒットで得点のきっかけを作る活躍で、この活躍を自信に中軸打者に育っていきそうです。

プロの注目を集める主将の大塚は打っては4打数3安打1盗塁、守っても安定した広い守備範囲を見せ実力をいかんなく発揮しました。

投手陣では先発を任された1年生の田近が4回途中で降板も全国デビューを無事果たしました。

力のある投手陣が多い東海大ですが強力投手陣にまた1枚戦力が加わった印象です。

東海大はこの記事を書いている13日に行われた準々決勝で、六大学王者早稲田をコールドで降し4強進出を決め、久しぶりに強い「Tokai」が戻ってきましたね。

敗れた城西国際は初戦の固さもあったか投打ともに圧倒され、コールド負けとなってしまいました。

そんな中気を吐いたのは6番の3年生横井。

内野安打2本を含む3打数3安打をマーク。シュアな打撃を見せました。3本目の流し打ってのレフト前ヒットは鮮やかなバッティングでした。秋のリベンジに期待したいですね。

 

城国大0001000=1

東海大032300X=8

<大会規定により7回コールド>

(城)晒谷、越智、西村-藤本

(東)田近、庄田、庄司、若山-柳

【勝利投手】庄田

【敗戦投手】晒谷

【本塁打】

(城)藤本

(東)兼松

【二塁打】

(東)柳、笹田