この内容を書くのは正直迷ったけど、やっぱり書くことにしました。
旭川で4歳の男の子が行方不明になっているというニュース。その男の子は「2歳で自閉症と診断された」とニュースで言ってた。
川の方に行ったとも言ってた。
(これから書くことは我が家のことなので、
今回行方不明になったお子さんの親御さんのことを批判するとかそういった内容ではないです。)


このニュースを見て、私は息子が小さい頃のことを思い出した。
(息子は現在小4、3歳の時に自閉スペクトラム症とADHD、軽度知的障害の診断がおりています)
息子も3歳〜5歳の頃、1人で家から出て行ったりした。家の前は国道。
何度言っても1人で出て行くし、それこそ目を離したらいつ家からいなくなるかも分からないから、
息子の手が届かない、高い所に鍵をつけた。
それから出て行かなくなった。
(正しく言えば出て行けなくなった)
だけど年齢が上がると背も伸び、
鍵の所まで手が届くようになり、鍵の外し方も覚え、また出て行くようになった。(こういうのは覚えると習得が早いタラー

「目を離したらいつ出て行くか分からない」
だから、玄関のドアが開いたら分かるように大きい音がなるセンサーを付けたり、色んな対策をした。
それでも家から出て行って、いっときも目が離せず、家事も何も出来なかった。
その時は本当に「生きた心地がしなかった殺り」し、ストレスも半端なかった。
当時、児相に相談しても「対策はそれ以上のことは出来ないですねニヤリ」と他人事のように言われた。しかも笑顔で。
(まぁ所詮他人事なんですけど)
それから児相には相談しなくなった。 


「目を離した瞬間にいなくなった」
と親族の方がニュースのインタビューで答えていたり、ネットニュースに書かれたりもしていて
それがどんなことか私なりに多少分かっているから、
親御さんの気持ちを考えるといたたまれない気持ちになった。

ここで何度か「息子は目を離したらどこにでも走っていく」「危険認知能力が低いから、道路に飛び出しそうになった」
と書くと
「自閉症関係なく、小さい子はみんな同じ。何でも自閉症の特性にするな」
と言われた。
その度に「自閉症の子を見る大変さなんてどうせ分からない」
「別に分かってもらえなくて良い」
と私の感情はグチャグチャになった。
「小さい子を育てる大変さは健常児でも同じ」
そんな言葉を自閉症育児をしているお母さんに言わないでほしい。
と私は今でも思っている。
(あくまで私の思いなので、あしからず)



「自閉症育児」はしつけで乗り切れるものではない。
しつけをしても自閉症のある我が子たちには伝わらない。しつけが実ったらこんな苦労もしないし、しんどい思いも、辛い思いもしない。
未だにすぐどこにでも行く我が子たち。
「目を離せない大変さ、しんどさ」は今も続いてる。
命を守るということは神経もなにもかもすり減る。
自閉症育児は尚更。


支離滅裂な文章になってすみません。