「今後1週間、今回よりも大きな地震が来るかもしれない」と気象庁の会見でそう言っていた。

それは能登半島地震の時も同じで、元旦に地震が来てからしばらくは、揺れを体感する程の余震が何度も起きた。

そうなると今週末のライブはどうしたら良いんだろう…
この状況下において、こんな風に考えるのは不謹慎だと思う。
だけど、今の私には
【大好きなGLAYに会うこと】
だけが日々の支えだった。 
能登半島地震のあと、当たり前ではない日常を身を以て知り、不安や恐怖を感じる日々の中、
生きる希望、前を向いて行く力が欲しくて、
「GLAYに会いたい」という気持ちがとても強くなった。
チケットも無事に当選し、私の中で葛藤しながらも「やっぱり会いに行く!」と決めた矢先での今回の地震だった。



目に見えない余震だから、余計にどうしたら良いか分からない。
余震が起きたとして、子どもたちや私自身の身の安全を守ることは第一優先にすることはもちろんのこと、
あと恐怖と不安とストレスと戦うだけ。
「元旦の地震から5ヶ月経って、ようやく休業している店などに大規模な修理が入ったり、復興に向けて動き出してきたのに、こんなむごいことある?地震は残酷だよ」って思った。


  

ライブへの迷い

本来だったら、少しずつライブに行く準備を始める時期。
今回も、富山でのライブの時と同様で、家族みんなでライブ会場の近くまで行き、
私がライブに参戦している間、夫と子どもたちは車で色んな所に観光に行く予定になっていて、
息子は「都会」という未知の世界に、とてもワクワクしている。

でも今の状況でライブに行くことが正しい事なのか分からない。