家族みんなで外出


昨日、市内の公園で行われたイベントに家族みんなで行って来た。
従来なら、毎年恒例の曳山の祭りが行われるのだけれど、今年は地震の影響(家屋の倒壊や、道路の陥没など)で中止になり、その代わりとなるようなイベントだった。
本当は行きたくなかったけれど、GW前に学校からイベント開催を知らせるチラシを持ち帰って来たから、息子はその時から「絶対行こうね爆笑」と楽しみにしてた。
だけど、「やっぱり来るんじゃなかった」と心の底から思った凝視

 相変わらずな娘


太陽が照りつける中、娘は「思い通りに遊べなかった、出来なかった」と大声で泣き叫ぶ。
沢山の遊びや、手作りで行うもの、食べ物の出店もあり、【刺激に弱い娘】は一つの遊びに手を付けたと思いきやすぐに気が変わり、「次あれする照れ」と次から次に遊ぶものが変わり、それに私ももれなく付き合わされ、どっと疲れた。



イベントの遊びに飽きると、いつも遊んでいる遊具で遊び始めた。(ターザンみたいな遊具)
その遊具は人気があって、すぐに準備待ちをする列が出来る。そんな中でも、やり始めに失敗すると大声で泣き出す娘…
「また最初からするのムキー」と怒る。
でも次の子が待ってるし、そういうわけにもいかず、「また列に並んでからね」と伝えるも更に大声で号泣。
大声で「まだやる」と泣き叫ぶ娘からロープを奪う。その時の私は本当に腹が立っていて、わがままな娘の頬を引っ叩いてやりたいぐらいだった。
だけど、周りには沢山の子供や親御さんもいたし、何とか自分の気持ちを抑える。
そして泣き叫ぶ娘を抱き抱え、再度列に並ぶと、前に並んでいた小学5.6年生の女の子4人があからさまに「何この子?」みたい顔で、何度も自分たちのことを見て来るし、何か言ってる。
娘と私のことを言っているんだということは明らかだった。
さっきの「娘を引っ叩いてやりたい気持ち」がそこでまた湧き上がり、「変な目で見られるからもう泣くなムキー」とその女の子たちに聞こえるように私は娘に言った。
(幼稚な言動であることは分かってます。)


 過去最悪な視線


【私が今まで感じてきた視線】の中で、一番嫌な視線だった。
普段の生活の中でなかなか見ることのない光景だから、「大声で泣き叫ぶ子」が珍しかったのかもしれない。
体は大きいのに、小さい子みたいに親に抱っこされている光景が珍しかったのかもしれない。
だけど、「1回ならまだしも、そんなに何回も見る必要ある?」って本当に嫌でたまらなかった。
ただえさえ、怒りの感情でいっぱいだったのに、そんな視線も浴びて、私の感情も抑えれなかっ
た。
何だかんだ6時間イベントに滞在し、本当に疲れた。



夫は「こんな長いこといたら熱中症になるわ」とこれまたあからさまにしんどいアピールをして来て、本当に面倒くさい。
「てめぇのことなんか知らねぇわムキーだったら、とっとと家に帰れ」と言ってやりたかったけど、気持ちをグッと抑える。
「日焼けした」だの「熱中症になる」だの、だから何?
こっちは子供たちの相手で精一杯なんだよ。
むしろ子供たちが熱中症にならないか心配だったけど、「熱中症になるし、ちょっと休憩しよう?」って娘に言った所で「ヤダ」と言われるし、水分補給で何とかやり過ごした。

 案の定帰りの車中は険悪


6時間滞在し(←娘が帰るのを拒んだ為)、やっとで帰路につけた車中は、案の定険悪な雰囲気だった。
4日間のGWの中で、唯一家族みんなで過ごした1日が、こんなにも後味が悪くなるものになるなんて、本当に残酷だと思った。
「1日だけ過ごす日だから、出来るだけ楽しく」と思っていたのに、それも無惨に打ち砕かれ、手足の痛みだけが残った。
自分で出来もしないのに、鉄棒の逆上がりを手伝わされたり、うんていをする時に体を持たされ…
本当、自分で遊べる遊具だけにしてくれ凝視

体は大きくなるのに、赤ちゃんみたいに泣いて叫んで暴れて、そんな娘が憎くてたまらなかった。

あの6時間は一体何だったんだ…