昨日は娘と一緒に月1で通っている療育センターへ。
3歳から通った作業療法と言語療法も、来月で卒業かと思うと何だか沁み沁みした。
現在小2の息子も3歳から保育園卒園の時期まで通い、「本当に色んなことがあったなぁ」と思う。
「こんなのやって意味あんの?」って思ったことも数え切れないほどあったし、
逆に「お子さんは自閉症ですよ」と私を救ってくれたのもこの療育センターだった。
「自閉症の診断がおりたら良いな」とすがる思いで療育センターに向かった時の気持ちは今でもハッキリ覚えてる。
「そんなに診断もらいたいの?」とか言われたこともあるけど、私も好きでそうしたいわけじゃなかった。
診断がつくことで、私は子どもたちが何(ものや環境など)が苦手でそこにどう関わっていけば良いのか、
そして「もし自閉症があるとするならば、今からできる限りのことをしたい」
素直にそう思った。

【自閉症は直そうとしても直るものじゃない】そんな言葉を目にした時から、私は子ども達に対して、無理矢理押し付けるようなしつけはしなくなった。
「だったら、この子たちにあった対処方法を…」と思い、
療育センターで支援員の方と、月1で面談や具体的な対処方法を教えてもらい、実践に移した。
"あの時の時間があったから、私は四苦八苦しながらも子ども達への対処方法を学ぶことが出来たんじゃないのかな?"と思っている。
(感じ方は人それぞれだと思うので、これはあくまで私の場合は…です)

作業療法の一コマ。先生から伝えられた個数分だけ弁当箱に入れています。このあと、手先の力を入れる訓練をしていました。


保育園を休み、息子や娘と通った療育センター。
相談機関で「初診までだいたい半年待ちぐらいですよ」と言われた時の衝撃も今でもハッキリ覚えてる無気力
初診の予約の電話したら、5ヶ月待ちだったアセアセ
3歳になるタイミングでちょうど初診を受けれたことが「私たちのはじまり」だった。
そして来月「終わり」を迎えようとしている。
療育センターに通って、何かが劇的に変わったかと聞かれるとそれは分からないけれど、
息子も娘も「確かな自信」を身につけることが出来たように思う。
それは今、息子が毎日元気に学校に通えていることに繋がっている。
と私はそう信じたい。