娘は新生児の頃から、とにかく育てにくい赤ちゃんだった。
何せ、「寝ない」「昼夜問わず、火が付いたように泣き続ける」
それは赤ちゃんなら当たり前だと思うけど、私にはそれが【尋常】に思えた真顔

あまりにも大声で泣き続けるから、「どこが具合が悪いのかな?」と思い、出産した病院の小児科に行くも「お母さん、今寝てるし何ともないですよ照れ」と先生に言われ、 
また他の日の深夜には呼吸がおかしくて夜間外来に行き、採血をすることになったけど、結果特に異常なし。
そういった受診は何回かありました。

今思えば、寝付きが悪いことも、眠りが浅いのも自閉症が関係していたのかな?と考える時がある。
生後2ヶ月も経たない娘の手に採血の針を入れ、本当にかわいそうなことをしたと思う。
そしてその頃、睡眠不足とストレスで私は産後鬱になった。
「このままではいけない」と思い、娘を出産した産婦人科に電話して、「ずっと寝れない日が続いている」と相談したキョロキョロ
そしたら「娘さんと一緒に産婦人科の入院病棟に来てもらえますか?」と看護師長さんが言ってくれて、私はすぐに向かった。
睡眠不足のこと、祖母や曽祖母のこと
(事情があり実家ではなく、義実家に里帰り中)、
を愚痴も混じえて、思いの丈を全て吐き出し、「それは辛かったね」と看護師長さんは真剣に話しを聞いてくれた。
そして「ナースステーションで娘さんを見ているから、お母さん2時間ほど寝ていけば良いよ😉そしたらだいぶ楽になるはずだから」と言ってくださった。
その言葉に甘えさせてもらい、空いていた分娩室で2時間ほど仮眠をしたふとん1ふとん2ふとん3
あの時の「思いっきり寝れた」幸せはとてつもなく大きなものだった✨



私は最近、あの時のことをよく思い出す。
自閉症があってもすくすく成長している娘ほんわか

自閉症の特性から来ていたと思われる娘の寝付きの悪さや、火が付いたように泣き続けていた毎日に、私は【育児の辛さだけ】を感じてた。
だけど、周りを見れば耳を傾けてくれる人がいる、助けてくれる人がいる。
だから私は、今こうやって育児をすることが出来ている。
寝付きの悪さも寝起きの悪さも、眠りが浅いのも今も変わらない。
(栄養療法やサプリを勧めるようなコメントはいらないです💦)

ちなみに娘が通っている療育センターの担当医師から「娘さんには睡眠障害がありますね」と言われ、「赤ちゃんの頃からの寝付きの悪さとかはそこから来てたのか不安」と妙に納得したのを覚えている。
睡眠障害は、本当に身も心もボロボロにする。
人間は寝れないと日常生活にまで支障をきたす。

その影響もあってか、娘は機嫌が悪いことが多いネガティブ


孤独感に陥る自閉症育児。
だけど、あの時のことを思い出して、娘に日々向き合おうと思っている気づき