どのジャンルのスポーツのトレーニングでも、

キツイあるいは苦手なトレーニングメニューがあると思います。

もしくは嫌い。

おそらく大半のサッカー選手がそうだと思いますが、
僕はフィジカルトレーニングが嫌いでした。笑
プレシーズンの一次キャンプなんてフィジカルトレーニングが中心だし、シーズン中の週始めには大体それが組み込まれています。

今も昔もサッカーにおいて、フィジカルが強い選手は重宝されます。身体能力が優れているのは当然有利に働きますが、僕が言うフィジカルが強い選手の定義に運動量が豊富な選手も含まれます。

チェルシーのカンテ選手がまさしくイメージし易いかと思います。
無尽蔵のスタミナで相手のチャンスの芽を摘む選手は、11人の1つのピースには必要不可欠な存在です。

現代サッカーではインテンシティが高い内容に変貌していますし、それをしないとテクニックがある選手でも試合に出れなくなっております。

現役当時の僕は、
とにかくフィジカルトレーニングが憂鬱で仕方ありませんでした。
クラブハウスからグランドに向かう足取りは重く、
溜め息も多かったように記憶しています。笑

ただ、
サッカー選手としての個人的な目標があり、
それを達成するには避けては通れない道であり、
自分の成長の為に!
目標を達成する為に!
とフィジカルトレーニングをこなしている最中はそれしか考えていませんでした。
他の選手に勝つには負けられない。
人よりも努力をしなければ!

これらがモチベーションになるのと同時に、
自分に負けて妥協し、課題であるメニューを消化出来なかった時の後味の悪さを過去に経験しているので、
最低限のメニューは年齢を重ねても成し遂げるようにしていましたし、なんなら同じグループの中でも人よりも一本でも多くメニューをこなし、優越感に浸るという作業で、やったった感を味わっていました。笑笑

これが出来るのは現役中に明確な目標があったから…

今現在、サッカー選手を引退してそのような明確な目標が存在しない中、苦しいトレーニングを消化する事がどれだけ大変か痛感しております。

一度切れた緊張の糸は、
心と身体を怠けさせます。笑

なかなか現役当時のモチベーションでトレーニングメニューをこなせないけど、
引退してからチャレンジしてみたかった格闘技を、週に一度トレーニングしています。
心肺機能は低下して、すぐ息が切れるし足はつりそうになるし…。笑

辛いメニューをこなすにはそれ相応の理由がやはり必要なので、目標を決めました。

強くなり、マッチョになる。

この為に頑張るぜー!笑笑

次の練習もキツそうやな…。

Iga