幼い頃、

確か幼稚園くらいだったと思います。

友達に誘われてYMCAに入りました。

当時はそんなに盛んではなく、

プロスポーツといえば野球でした。

我が家も父親が巨人好きとあって、

夜ご飯の時には巨人戦が当たり前のようにTVで流れていました。

新聞も当然、読売新聞。

他の新聞屋さんが勧誘に来ても、

母親が決まって言うセリフがありました。

「うちはジャイアンツファンなんで!」

そんな家庭環境の中、

よくサッカーが続きましたよ(¬_¬)

友達とも家の近くで、

よく野球をやりました。

けど、

小学4年生から本格的にサッカーを始めてから

いつの間にかサッカーの面白さにのめり込み、

気が付くとガンバ大阪で

プロサッカー選手になってました。

2001年にプロ生活を始めてもう13年目になりました。

ホンマにあっという間でした。

大阪、広島、名古屋、そして川崎とチームを何とか必死に渡り歩き、

今現在に至るんですが、

色々ありましたね~。

ここで書き出したらキリがないのでやめときますが、

まぁそんだけ月日が流れたということですね。

3歳で成田から大阪に引っ越してきて、

ずっと大阪で育ちました。

外の世界を見たことがない井の中の蛙。

そんな蛙が2003年の夏、広島に単身で旅立ちました。

当時は1人暮らしがしたくて仕方なかったので、

広島での新たな生活が楽しみでしょうがなかったです。

若くして色んな土地に行きましたけど、

移籍して本当に良かったな!と思うのは、

「色んな方に出逢えた事。」

だと思っています。

そのことが、井川祐輔という人間を成長させてくれました。

社会人として何も知識もなく、プロサッカー選手だからという甘えは、社会人として全く通用しないということを痛感させられました。

外に出て色んな方とお話したり、

お世話になって初めて

親の有り難みを理解出来るようになり、

自分は色んな方に支えられてここにいるんだ!

と感じることが出来ました。

子供から少し大人に成長させてくれた

広島。

そんなサンフレッチェ広島と、

自分のJ1リーグ通算200試合目を戦うことができました。

勝手に色んな事を思い出しながら当日は試合に臨んだんですが、

少しは成長した姿を見せれたかな?

てか、広島にいたことを今のサポーターは知らないかもね(・_・;

当日は、

奥さんと息子君に花束をもらい

プロ生活を続けることが出来て、

幸せやな!

と思いました。

試合後にも、

川崎のサポーターから記念品を頂戴しまして、

本当にありがとうございましたm(._.)m

これから300試合に向けて日々精進していきますので、

今後ともよろしくお願いします。

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井川 祐輔