金八先生のモデルの一人とも言われる、
熱血変人教育者、尾木ママ。
前々から実際のところの評判は聞いていた。
変なだけじゃないって。
でもちょっと眉唾だったのも確かで。
まぁ…まだ怪しい部分は多々あれど。
既存の教育概念に縛られている人たちからすれば、
背筋がゾッとしたあとにピンとするような話だったんじゃないだろか。
ももクロちゃんたちにとっても、とてもいい刺激。
仕事の都合で、途中までしか見れなかったのがとても残念でした。
「学力」、学ぶ力とは。
暗記すればいい、計算できればいいというものではない。
ほんとその通りで。
尾木ママは漢字の成り立ちや計算式の理由で説明したけど、
これは歴史にしたって科学にしたって英語にしたって同じこと。
どうしてその答えになるのか、
どうしてその考え方になるのか、
どうしたら自分もそのように考えられるようになるのか。
たとえ正解を暗記していなくても、
限りなく理想に近い、または実用的な答えにたどり着く力。
それが学ぶ力。
そして尾木ママは、
それを身に付けさせる“教育”を、「愛とロマン」と言い切った。
愛とは。
敬うこと。
見守ること。
信じること。
伝えること。
見捨てないこと。
妥協しないこと。
怖れないこと。
強くあること。
ロマンとは。
夢を見ること。
謎があること。
諦めないこと。
前に進むこと。
甘えないこと。
師がいること。
仲間がいること。
世の中すべてが輝いて見えること。
多分挙げればキリがない。
そしてそれらはすべて、教育の本質に繋がってる。
僕も一度は教育者を目指し、今も遠からぬ仕事をしている。
言葉には出来なかったけど、同じことを教育に感じていた。
そして、この愛とロマンを誰よりも体現しているのが、
百田夏菜子、その人なのだとも。
もちろんまだ成長途中で育ちきってるとは言えないけど、
上記の羅列、全てをあの子は持っている。
答えを求められたとき、たとえ正解でなくても言える勇気がある。
まだ暗記に頼ろうとするきらいはあるが、
そんな単純な答えが求められているわけではないだろうと、
しっかり戸惑う力がある。
仲間を、相手を信頼し、おどおどすることなく、等身大の自分を認め、卑屈になることがない。
前に、前に。
もっと前に。
はち切れんばかりの、愛とともに。
人間の一つの理想形と言っても過言ではないほどの生きる力を、
夏菜子は持ってる。
「学校とはなにか」という問いがあって。
尾木ママの答えとして「安心と失敗の砦」とモニターに出したのだけど。
この中の砦という文字が難しそう、ということで、
突如夏菜子の漢字テストタイムに。
このとき、夏菜子は一言も「読めない!無理!」みたいなことは言わず。
神妙に、読み始めた。
「あんしんと…しっぱいの………」
お?
読めるのか?!
読めちゃうのか!?
そして一瞬クワッと目を見開いて、
自信ありげな笑顔で叫んだ答えはッ!!
「…へき!!」
ぷ
…ぷぷぷ!
ぶわはははは!!!
すげー!!!
自信満々で、自分なりに考えた答え!!
間違ってるかもしれないのに、
つか間違ってるのに、
堂々と叫んだ!!
これは教育者であれば戦場カメラマンでなくとも95点はあげたい答え。
3文字のひらがなが正解なんじゃない、
それに向き合おうとしたその心が揺るぎない大正解。
ほんっと、僕にはできない。
心から、尊敬します。
さらに。
砦の意味について聞かれるもやはりわからず、
何故か尾木ママも山ちゃんもうまく説明できない中で、
「ほんっとわかんないんです、教えてください!!」
この叫び、胸を打った。
適当な子なら、なんとなくわかったようなフリして流しちゃう。
「あ、砦ですよね~^^」みたいに。
でも夏菜子は違う。
物分かりのいい子ぶらない。
わかんないことを、本気でわかんない、知りたいって言える。
この姿を、日本中の子どもたち…だけでなく、
大人たちにも見せてあげたい。
これが本当の学ぶ力で、
これが本来の人間の姿だよって。
心から、尊敬します。
尾木ママとの相性もさすがに一番よかった気がする。
あんな子だったら、尾木ママもいつまでだってお話続けたくなると思う。
もちろん翌日くらいには言われたことや細かいことは、
多分大体忘れてるんだけど。
そこもやっぱり、暗記力じゃない。
無意識に、必ず身に付いてる。
知識は忘れたとしても、感動まで忘れてしまう子ではないから。
新たな気付きとともに、さらにこの子たちは伸びていくんだなぁと、
しみじみ感じた一戦でした。
ラスト40分くらいは見れなかったけど。
…ほら!
ほらほら!
ちゃんと“百田夏菜子を尊敬します”の記事だよ!
よ!