ghibli au mali -7ページ目

今 振り返る N゜3

ホームステイの生活が5日目には始まって

バナンコロ村で水道なし電気なしのくらしでした。


私がお世話になったTRAORÉ家は村の中でも

(たぶん)お金持ちの家庭。

村のくらしというよりは、首都に近いおうちの佇まいでした。

お父さんはフランス語の先生、お母さんは助産師さんで

2人とも首都で働くまさに現代の家庭。

家族が十何人もいる他の家族とは違い、

家に住んでるのはたったの(それでも)9人でした。


家には確かに水道がないのですが、ジェネレーターがあるので

電気は3日に1回は使えるし、TVも見れる。

YAMAHAのバイクがあって(韓国製より何倍も高い!)

今思えば贅沢なおうちでした。


お手伝いさんは毎朝お湯を沸かしてくれて

バケツに入ったちょっと煙くさいお湯で

身体を清めるのは、それはそれで

なんだか贅沢な気持ちになって、とても良かったな~

と今思います。

初めて、青空の下バケツで水浴びをした時の

気持ちよさは きっと忘れないです。


そしてホームステイ1週間たったころに

アフリカの洗礼を受けて、

三日三晩おなかを下し39℃以上の発熱、そして嘔吐。

病院に行き、採血するも血管が細いため、2回ミスって

3回目でやっと血が取れました。

その後何週間か針刺した部分が内出血して痛かった。

お腹は駆虫剤を飲んだらすっかりすぐに元通りでした。

うれしかったのは、助産師さんのママが

すっごく心配してくれて、添い寝(?)してくれたこと。

しかし、私は1時間半に一回トイレに起きてしまっていたので

そのたびにママを起こしてしまい、申し訳なかった。


そして、このホームステイで一番感動的だったのは、

出産に立ち会ったこと。

ママが助産師のため、近所の妊婦さんがうちで出産することに!

実は家の裏に診療所的なものを持っていたTRAORÉ家。

そこで出産は始まりました。

一言でいうと、怖い!怖さで手が震えるのです。

私とママしかいないので暗い部屋の中

当然私がライトを照らしたり注射するために手を縛ったり

アシスタント的なことをしなければならないのだけど

全く使い物にならない私。

子供の頭が出てくるのをライトを照らしつつ

(っていうかそんなとこライト照らしていいのか謎だった)

私もひーひーふーしながら見守りました。

赤ちゃんはなかなか出てこず、30分くらい(体感で)かかって出てきました。

たぶん凄く速いと思うけど、ママは遅いと言っていた。

そして衝撃!赤ちゃんなんです。黒人だけど!

赤いの!というか黒くないというか。白でもなくて。

生まれたときは世界中の赤ちゃんなんだな~って!思いました。


腕出して!って言われて、布渡されて、

ほいっ!と生まれたての赤ちゃんを抱かされて

50mほど歩いてお家の中へ移動。

責任重大のミッションをこんな私にやらせるなんて!

ドキドキと共に腕の中に生命をひしひしと感じました。


そして首都に帰る前日の夜、

近所の妊婦さんが産気づいてまたまたお産参加。

今回は長丁場で、最後しか参加できなかったけれど

なんと今度は双子の赤ちゃん。しかも男の子と女の子。


そして予想通りの重大ミッション。

200m以上先の妊婦さんの実家までまたもや私が、

今度は2人の赤ちゃんを抱いて行きました。

ドキドキさせられっぱなしのお産体験。

でも、非常にいい経験でした。

ママにあなたはラッキーガールよって言われて、

本当にそうだと つくづく思いました。




ghibli au mali



今 振り返る N゜2

マリについて3日間はあいさつ回りに予防接種などなど。

他の3人の省と私の配属先、女性児童家族促進省(長い!)にも

ご挨拶に行きました。

この女性ばかりの省の歓迎っぷりがすごくって。

私の働く学校の校長先生もわざわざ来てくださって、

名刺をくださったのだけれど、

その裏には「かなに 私のたっぷりの愛情をこめて ありがとう」(直訳)

と書かれてあって 胸がじーーーん!。

その反面、新卒でここに来て技術面でとっても不安な私は

すごくうれしいこととは分かっていても、

それをプレッシャーに感じてる部分もありました。


そのせいか、環境の変化のせいなのか

私が今まで経験したことのない

ホームシック ってやつにかかってしまいました。

4日目の夜、お母さんと電話をしたら、

熱いものがこう 込み上げてきて。

電話を切る前に泣きそうになってしまったので

早々に電話を切り、一人で涙ぽろり。

こんなことって初めてで、

まあマリに来てから初めてづくしなのだけど、

自分はまだまだだな、

と弱い自分に気づかされたのでした。




今 振り返る N゜1

さあ いよいよ出発という時になっても

涙はぜんぜん出ませんでした。

笑顔でじゃあねって。

奈緒子にもらったジジのぬいぐるみと

小さな花束を手に持って。


2年間がスタートしたんだねって

何度も言って再確認しました。


パリまでセネガル隊のみんなと一緒に

向かい、空き時間で凱旋門まで行きました。

フランス語の難しさにさっそく

心折れそうでした。


次の日、セネガル隊と別れるとき

じーん、として涙がぽろりしそうでした。


マリ隊4人で飛行機に乗り込むと

あたりまえなんだけど周りはほとんど黒人。

なんだかそれがすごくドキドキしました。


なんの心配もなく、到着したマリは意外(!)と

きれい というのが第一印象。

狩られるんじゃないかなんて思ったけど

そんな雰囲気全くなくて

迎えに来てくれた こっちの調整員の方と

ご挨拶して、ホテルに向かいました。



ghibli au mali