Takeblog ~たけぶろ~ -6ページ目

からくり時計

からくり2961  

JR久留米駅前(まちなか口)中央に鎮座するからくり時計 

 
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長針が天井に来ると“からくり儀右衛門”と“弓ひき童子”が現れます 
 
このからくり時計 旧駅舎時代の1999年11月から設置され 再開発に伴い新駅舎完成直後から一時撤去されていましたが 2011年3月上旬に再設置されたそうです 
 

 
余談ですが 反対側の東口正面には 

 
タイヤ2961  

ブリヂストン製 世界最大級のタイヤのモニュメントが 

嘗て国内最大級鉱山で産業革命を興した久留米の面影を見る事が出来ました 

猫の会290527-全国優勝への道

The Nolans - I'm In the Mood for Dancing

The Nolans01 

I'm in the Mood for Dancing(邦題/ダンシング・シスターズ)-The Nolans (ノ―ランズ) 

1979年冬にリリースされたアイルランド出身の姉妹5人組が仲睦まじく歌うダンスポップ 世界各地でカヴァーされ また日本でもCMはじめ沢山の方が今でも愛聴されている往年の名曲です 

 

The Nolans03   (確か)小学生だった当時は ソニー製ラジカセでラジオに流れるこの曲を聴いていました 日本ではジュリー(沢田研二)やゴダイゴ ピンクレディーや山口百恵達が全盛期だったと記憶しています 

 
最近 再結成したらしく 若き頃とはまた違う...しっとりした大人の女性の魅力がまた良かったです 

 

The Nolans - I'm In the Mood for Dancing  

 

I'm in the mood for dancin' romancin'
Ooh I'm given' it all tonight
I'm in the mood for chancin'
I feel like dancin' 

Ooh so come on and hold me tight 

 

Dancin' I'm in the mood, babe
So let the music play
Ooh I'm dancin', I'm in the groove, babe
So get on up and let your body sway 

 

I'm in the mood for dancin', romacnin'
You know I shan't ever stop tonight
I'm in the mood for chancin'
I feel like dancin'
Ooh from head to my toes
Take me again
And heaven who knows
Just where it will end 

 

So dance, yeah let's dance, come on and dance
Dance, yeah let's dance, come on and dance 

 

(Repeat) 

 

Dancin', just feel the beat, babe
That's all you've gotta do
I can't stop dancin'
So move your feet, babe
when I get up close to you 

猫の会290429

ヴォイニッチ手稿の謎

ヴォイニッチ手稿01  

ヴォイニッチ手稿 (ヴォイニッチしゅこう/Voynich Manuscript) 
1912年にイタリアで発見された古文書(写本) ヴォイニッチ写本/ヴォイニック写本とも呼ばれ 未解読の文字が配記され多数の奇妙な絵が描かれている事が特徴 
 

大きさは23.5㌢×16.2㌢×5.0㌢ 左から右読み 現存する分で約240ページの羊皮紙でできている 未解読の文字で書かれた文章の他 大半のページに様々な彩色された生物を思わせる挿絵が描かれている 文章に使用されている言語は今まで何度も解読の試みが行われているが 現在まで解明されていない(当然ながら本書の正式な題名も判明していない) 

 
ぼ2941  

名称は発見者であるポーランド系アメリカ人の革命家/古書収集家のウィルフリッド・ヴォイニッチ 氏に因む 彼は1912年にイタリアのモンドラゴーネ寺院(Villa Mondragone)で同書を発見した 

 
ヴォイニッチ手稿05  

手稿には記号システムが確認されている特殊な文字によって 何かの詳細な説明らしき文章が多数並んでおり ページの上部や左右にはかなり緻密な植物や花を思わせる彩色画が描かれている 全体的に植物の絵が多いが それ以外にも、銀河や星雲などの天体図に見える絵や 精子のように見える絵 複雑な給水配管のような絵 プールや浴槽に浸かった女性の絵などの不可解な挿し絵が多数描かれている 

 

文章を言語学の統計的手法で解析した結果 でたらめな文字列ではなく自然言語か人工言語のように確かな意味を持つ文章列であると判断されたものの 現在に至るまで解読できていない 挿し絵の分析から内容を推測する試みもなされたがこれも成功していない 描かれている植物の絵などは実在する植物の精緻なスケッチのようにも見えるが 詳細に調べても描かれているような植物は実在せず 何のためにこれほど詳細な架空の(と考えられる)植物の挿し絵が入っているのか理由は定かでない また描かれた人物が全裸であることから 服飾に基づく文化や時代の判定も困難となっている 

 
ヴォイニッチ手稿06  

“暗号の天才”と呼ばれ 第二次世界大戦時に数々の暗号を解読した(日本帝国軍のパープルコードを解読したことでも知られる)ウィリアム・フリードマン氏が 1945年に解読に挑戦したが成功しなかった フリードマンは暗号というよりも 人工言語の類ではないかと示唆している 

 

レオ・レヴィトフ氏は1987年に出版した著書の中で 浴槽に浸った女性の絵は12世紀~13世紀頃に南フランスで栄えたカタリ派の「耐忍礼(endura)」の儀式を表しており また言葉はフラマン語を基にしたクレオール言語で書かれているとした 手稿全体もカタリ派の教義書か関連文書であると主張したが 彼のカタリ派に関する主張には誤謬があることが指摘され また解読の方法も非常に不自然で恣意的に原文を再構成できるような方法であり 誤りに過ぎなかったということが確認された 

 

2014年 ベッドフォードシャー大学の言語学者/ステファン・バックス教授が手稿に描かれている挿し絵の植物のアラビア語名及びヘブライ語名 またその他の中東の言語における呼称を手稿中の文字の出現パターンに当てはめる手法によってヴォイニッチ手稿の一部解読に成功したという論文を発表しており それによれば印欧語族に属する言語ではなくセム語族あるいはコーカサス諸語に属する言語 または更に東のアジア人の言語で記されているという 

 

この手稿は一種のアウトサイダー・アートであり 解読しようとする試みそのものが無意味であるとの意見も存在するが 何れも仮説の域を出るものではない 

 
ヴォイニッチ手稿02  

手稿の執筆時期は明確に分かっていない 2011年にアリゾナ大学で行われた放射性炭素年代測定により 手稿に使用されている羊皮紙は1404年~1438年頃に作られたことが判明している ただ執筆時期はさらに後年である可能性もある 来歴については手稿カバー内から発見された書簡の内容により 1582年にボヘミア王ルドルフ2世が600ダカット(中世ヨーロッパで用いられた金貨)で購入したことが現在までに判明している最古の記録である 当時は錬金術関連の著作であると見なされていたという 

 

以降何人かの持ち主を転々とし 上記の書簡が書かれた1666年を最後に200年近く所在不明となったが イタリアに渡りグレゴリアン大学の所蔵になったと考えられている 1866年にイタリアのローマ近郊の町フラスカーティにある大邸宅/ヴィラ・モンドラゴーネに収蔵された 1912年に大学が財政難から書籍をいくつか手放すことになった際 ヴォイニッチが他の29冊の写本と共に購入し 以降同書が世に広く知られるようになった 彼の死後1969年にイェール大学付属バイネッキー稀書.写本ライブラリーに寄贈され 現在に至っている 

 
ヴォイニッチ手稿03  

作者についても諸説あり今の所分かっていない イングランドの学者/ロジャー・ベーコン氏の提唱する説では 挿し絵から見て薬草学に関する何かの知識か見解を宗教的迫害から守るため 非常に特殊な暗号を使って記載したのではないかとしている イングランド生まれのボヘミアの錬金術師/エドワード・ケリーの提唱する説では 錬金術に傾倒していたルドルフ2世から金を詐取するため もしくはライバルだったイングランドの魔術師.錬金術師/ジョン・ディーをかつぐために偽造したとしている ディーはルドルフ2世の手稿入手の背景にいた人物とされ 偽造ではないとするとディーの経歴から「薔薇十字団運動」と何かの関係があるとも考えられている 


前述のステファン・バックス教授の論文によれば 手稿は中東の付近に暮らしていた既に滅んだ民族が用いていた言語によって記されたものだという 
 

ヴォイニッチ手稿04  

2017年4月19日に発表された最新研究の内容  

ロシア科学アカデミー 応用数学研究所に所属する科学者達は研究の末ひとつの考えに達した 「ヴォイニッチ手稿は母音文字を除いて2種類の言語で書かれている」という結論だ 科学者達によるとヴォイニッチ手稿の内容に対しての母音と空白部分を削除するという方法原理に基づいた作業の中で そこに暗号化されている2つの言語で書かれたテキストが浮かび上がったのだ 

 
ヴォイニッチ手稿中に記述されているテキストの約 60%が英語またはドイツ語で書かれていおり 残りの 40%がロマンス諸語(俗ラテン語に起源をもつ言語の総称-スペイン語.イタリア語など)であると結論付けられた またこの方法の他に ヴォイニッチ手稿のテキストの統計的な分析を行ったが やはり同様の結論に達した 

 
特に文字の組み合わせとそれらの間の距離で 異なる言語のハースト指数(確率論の概念の一種)と文字の組み合わせの配列を比較した 研究者のひとり物理数学者/ユーリ・オルロフ博士は 「ヴォイニッチ手稿のページの図版と関連していると思われるテキストの部分には “植物の各部位(Botanical part)” “(女性たちの体(Female bodies)” “占星術(Astrology)”および“石の接合に使うモルタル(Mortar)”などの名称が混在しています」と発表 

 
また「母音と空白なしでも言語というものは識別可能かもしれませんが しかし実際にまだヴォイニッチ手稿の言葉の多くは識別できていません ただ現代の時代にこのテキストを理解することが重要なのかどうかよくわからない点としては 図版とテキストの連なりから判断して アヘンを獲得するためにはどの年にケシの種を播種する必要があるかが説明されていることなどです」と付け加えた 
 

今回の研究は 母音と空白を削除することから解析が可能となったが しかしオルロフ博士は「母音なしでヴォイニッチ手稿全体を復元することは難しい」とも言う 母音のない状態からの解析はあまりにも多く該当する単語が存在するためだ しかしオルロフ博士は「私達は全ての解読ができると確信しています」とも述べた