山形讃香 | 侘寂伝文(わさびやブログ)

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山形讃香(やまがたさんが) 米鶴酒造 

--その年最高の山形県産酒造好適米を その年の鑑評会で最高の成績を収めた酒蔵が醸す-- 

1985年から続く取組みにより生まれた 山形県酒造組合が誇る銘柄が"山形讃香"です 年によってはその基準を上回る醸造元が皆無で "山形讃香"が販売されない年があった程の厳格な審査の下 現在まで行われています 

 
37年目となる2022年から山形県産で初となる大吟醸に適した酒造好適米"雪女神"が使用されることになり 山形の酒造りの頂点ともいえる銘柄にリニューアルされました ラベル.箱のデザインは山形出身の世界的な工業デザイナー/奥山清行氏が手掛けました(フェラーリのカーデザイナー) 

 

2022年の山形讃香は"雪女神"の酒米コンクール1~3位を獲得した生産者の酒米が使用され 蔵元は鑑評会で上位2蔵に選ばれた米鶴酒造が醸しました 特に雪女神の最高評価を獲得した生産者の志賀良弘氏は 米鶴酒造で蔵人だった経験を持つ 高畠町酒米研究会を牽引してきた高畠町の酒米プロフェッショナルです 
 
最高の酒米を使用したお酒造りを担った米鶴酒造は「酒は 良く出来た酒ほどその酒が生まれた土地の土地柄や造った蔵人の人柄が その香味に反映するものである」という考えの下 酒造りだけでなく米作りも行ってきた高畠町で300年以上の歴史を持つ老舗蔵です 

 

この米鶴酒造が醸した"山形讃香"は少量仕込みのため1,000本限定販売です また米鶴酒造による"山形讃香"の醸造は鑑評会で上位2蔵に選出されるという条件に加え 選出された年から3年間は再度選出されないという規則がある為 米鶴酒造の"山形讃香"が次に味わえる可能性は最短でも3年後になってしまいます 

 

加えて 高畠町の"雪女神"生産者である志賀氏が最高評価を獲得したのと 同じ高畠町の米鶴酒造が"山形讃香"の醸造蔵に選出されたという事は 2022年に於いて高畠町の酒米と清酒が山形県内で最も充実していたという証です 一方で毎年同じような結果になるとは限らないため、今回の生産者と蔵元の組み合わせによる"山形讃香"の再現性は未知数です 

 

"幻の酒"と謳っても過言ではない米鶴酒造"山形讃香" すでに販売は昨年終了していますが わさびやのお客様でご希望の方がおられましたら 数本在庫を確保しています(しかも生酒です!) 

※全て手持ち分完売しました 購入頂いた皆様ありがとうございました 

 

ハレの日に相応しい 山形県が誇る最高級の清酒を 是非ご賞味下さい