Google Book Search訴訟、1億2500万ドルで和解
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20382785,00.htm
このニュースは、非常に興味深いです。
何が興味深いって、
その和解額(日本円で約125億)と、
それを払ってまでやり遂げようとするgoogleのミッション遂行力。
そして、それを払うだけの価値があると見切ったgoogle。
(収益力もあるから払えるとおもうのですが)
本件を簡単に要約すると、
Google のミッションは、
「Google 独自の検索エンジンにより、世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益ものにすること」
その一環で、Googleはニューヨーク公立図書館、スタンフォード大学付属図書館、ハーバード大学付属図書館など主だった図書館の蔵書をデジタル化し、その本文を広告付きのページ上で検索できるようにしようとしている。
これを考える人もむちゃくちゃすごいけど、実行に移すgoogleも、とにかくすごい!!!!
そういった動きの中で、これは著作権侵害だとして裁判になったもの。
ただ、結果Googleが和解金を払ったことにより、著作権で保護されているものの
絶版になった書籍をオンラインで検索できるようにすることができる。
これを実現するには膨大なページ量だし、デジタル化にするまでの道のりで
必ずアナログ的な作業が発生するわけで。
改めて、googleのミッション遂行力には、あっぱれですね
また一つgoogleが好きになりました。