『富雄会ヒストリー』 ~その2
2005年・6月、
『富雄会』を結成したものの何をしたらいいのかさっぱり分からない我々に、
エキサイティングなニュースが舞い込んだ。
『オバQ(田代) VS ブライアント ホームラン競争開催!』
当時、横浜ベイスターズの打撃コーチを務めていた田代とオリックスバファローズの打撃コーチを務めていたブライアントによる交流戦企画、試合前の両氏のホームラン競争。
ベイスターズHPの告知には『両氏の往年のスイングをお楽しみください!』とある。
このチャンスを逃す訳にはいかない。
我々は迷わず横浜スタジアムへ飛んだ!
勝負は5スイング。
大勢のファンに見つめられる中、先行ブライアントがあっさり3発をスタンドに放り込み、早々に『田代に勝機なし』なムードが漂う中、オーロラビジョンに『田代、引退試合での満塁ホームラン』というファン感涙の映像がカットイン。それに呼応し、
「田代~!!」
「オバQ~!!」
というファンの大合唱。俺たちも負けじと、
「とみお~!!」
「とみ~お!!」
の大声援。
そんなホットなムードの中、遂に田代がバッターボックスに立つ!
さぁ、結果は!?
0本 !!!
・・・しかしながら、田代が打ち上げた内野フライ、内野ファールフライの放物線具合に、田代の田代たる片鱗は見れた。
ありがとう、田代・・・俺たちはあなたの今日の輝きを忘れない。
それにつけても、勝負前のルール説明アナウンス、
「5スイング中、ホームラン数の多い方が勝ちとなります。同点の場合はジャンケンといたします。」
・・・ジャンケンなら田代にも勝算はあった!
『大観衆の面前で、外人とジャンケンをするおっさん』
そんな田代の姿をちょっと見てみたい気もするのだった。
(井苅)