今回帰省する際、帰るって誰も伝えておらず、1時間前に、「1時間後くらいに着くよ」と電話をした。
兄弟でなんとなく日程を決めていく中で、親との会話の中で話が出て、伝えていたのか、誰の役目っていうのもなく、いつの間にか知っていたので気にしていなかった。
今回も親から、次回の帰省時には木を切ってとLineが入っていたので、知っているのかと思っていた。
急いで用意してもらった夕ご飯は刺身だった。
鰆(さわら)が美味しい時期。さすが魚ヘンに春だ。
それに、鯛とハマチとどれも美味しい。
翌日の昼は、お母さんの友人の息子さんが開いたイタリアンのお店に行った。
2月に開店したばかりで、完全予約制。
しかも電話は受け付けないという。そのため、わたしがLineで予約をした。
前菜とメイン、それにパンと飲み物のコースにデザートを追加で注文した。
メインは豚とか色々あったけど、追加で+300円のタイのカルトッチョがおすすめということで全員それにした。
カルトッチョというのは包み焼きという意味で、蒸し焼きをするらしい。
前菜はいろとりどりの花にサラダが丸い平たいお皿に散りばめられていて、春らしかった。
コース料理の基本価格は2800円。デザートは+600円。
4人で15000円近くした。
お母さんの友人は2年前に突然亡くなったので、その人との思い出話をシェフにしていたけど、あんまり響いていなかった。
お母さんの友人は、近所のおばさんも含めて同い年の5人くらいでグループの1人で、旅行に行ったり、遊びに行ったりしていて、よくそのグループの話は小さい頃から聞いていた。なので、どこかで私は会っているかもしれない。
とはいえ、まあ、この人にとっては知らないお婆さんなんだもんね。
客商売には向いていないんじゃないかと横目で見つつ、お店はその人のお婆さんの家をリフォームしていて、こだわりの建具がどこそこらにあったので、そっちを見て楽しんだ。
隣にはお母さんの友達が住んでいた家がある。庭は木が植っていて真ん中は砂利が敷き詰められている。
その夜は家で山菜のおかずがたくさん出てきた。
「たけのこ」に「たしっぽ」に「山菜ご飯」に。春って山菜がいっぱい食べられて美味しい季節だ。
でも山菜って、簡単に食べられない。
実家の醍醐味だ。
そして3日目もお腹いっぱい食べて、戻ってきた。
あぁ、食べ過ぎ。