責任逃れするな! | 母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

母の立場の医学部受験記(浪人・再受験・現役・反抗期)

1番目の子は大手予備校一浪で国公立。2番目の子は現役で国公立。3番目の子は反抗期の末、大手予備校→理系学部入学→休学し私立医学部専門予備校→再受験 で3人とも医学部へ進学しました。
大学入試センター試験と相性が悪いし、反抗期はすさまじいしのトホホな体験談です。

台風の進路にお住いの皆様、どうぞくれぐれもお気を付けください。

海や川や用水路を見にいってはいけませぬパー

 

そして、台風の進路先に子供が住んでいる場合など、

報道を見ながらヒヤヒヤなさっている親御さんも

少なくないのではないでしょうか。

どうぞご無事でありますように。

 

 

Kさんは、進学校を卒業し有名大学に入り、親元を離れて就職しました。

もともと気持ちの優しいKさんは、

社会の荒波や人間関係の波にのまれ、

心の翼を休めに家に帰ってきて、外に出なくなりました。

 

困ったのが専業主婦のお母さんです。

一日中顔をつきあわせなければなりません。

腫れ物に触るように接してみたり、叱咤激励してみたり・・・。

 

どのようにしていいかわからないお母さんは

カウンセリングを受け、自身も勉強し始めました。

 

学んでいくうちにわかってきたのは、

社会的地位の高かったお父さんの、圧迫的な支配の元、

良い子できたKさんの子供時代が影を落としていようだとのことでした。

 

良い子で来たKさんは、

次第にお母さんに当たり散らすようになりました。

 

お母さんの一挙一動を非難。

これまでの恨みとばかりにお母さんを非難し続けたかと思うと、

ぐったりしてしまう・・・・そんな繰り返しでした。

 

Kさんは心療内科にも行き、治療もスタートしました。

 

しかし、お母さんのほうが心はくたくたです。

 

かつてのママ友も、社会人になった子供の結婚や孫の話に花が咲き、

お母さんは自然とその話題から離れて行き、交流もなくなりました。

 

ある時、Kさんがお母さんに、

生育の中で、お父さんから言われ続けてきた支配の言葉が

フラッシュバックして苦しいと言って来ました。

 

どのように応えていいかわからないお母さんは、

「あなたもカウンセリング受けてみたら?」と言ったのでした。

 

するとKさんは

「あんた(母親)がカウンセリング受けてその程度なのに、

あんたの言うことなんてききたくない!」と

烈火のごとく怒り出してしまったのです。

 

お母さんは倒れ込んでしまい、

「もうだめ・・・」と連絡してきたのでした。

 

お母さんには、

「まず、Kさんが本音をお母さんにぶちまけることができるようになってきたこと。

抑え込んでいた感情を出すことができるようになったことは大きな進歩です。」

と申し上げました。

 

そして、そこまでのお母さんへのねぎらいの言葉をかけながら、

もう一歩踏み込みました。

 

「Kさんがなぜそこまで怒ったのでしょう?

 

『カウンセリングを受けたら』とお母さんが言ってきたことで、

真正面からKちゃんの感情を受け止めようせず、別の提案をして

『責任逃れ』しようとしたと、『逃げた』と感じたのかもしれません。

その事に怒りを発したかもしれません。

 

そして、『カウンセリングを受けたら?』という提案を、

もしかしたらとKさんは『支配』と『管理』であると

感じてしまったのかもしれませんね。」

 

「がくがく震えるでしょうけれど、Kさんの話すことは、

とことん受容してみてください。

その怒りの根底に、Kさんのどんな気持ちがあるのか、

とことん・・・です。

 

『あんたが受けてその程度じゃないか!』と言われたら、

『あら~、本当だ!お母さん、この程度だわ~~~。

でも、カウンセリング受けていたからこの程度で済んだのよ~~。』と

あっけらかんと言ってみてください。

 

 

そして、Kさんが言ってきたことには、

全身を耳にしたつもりで聞き、『受け止めて』ください。

 

Kさんの心の底にある感情を、聞ききってください。

 

それが、『子供のために親が死ぬこと』なんです。

 

そこで死ぬことができる親であると、子供はぐんと自立に向かっていきますから。」

 

 

な~~~~~~~~~んて、

エラソーに(笑)申し上げてしまいましたあ爆  笑

 

これ、実は私が言われたことなんです。

 

だから言えるんだよね~~~~~ニコニコ

 

 

社会生活を送る上でも、ブログ界でも

つい「評論家」になりがち。

 

それが大きな落とし穴だし、

そういうことは心に響いてこないというのは体験済みグッ

 

感謝なことに私自身、「評論家ではないカウンセラー」に出会えたことが

大きかったと思います。

 

こだけの話、相性もあるし、評論家みたいな人もいるのよー

 

 

 

子供の思春期や反抗期で悩む親御さんよ、

受けて立て~~~ゲラゲラ

 

「他人事だと思って~」と思ったあなた。

そうよ、私にとっちゃ、他人事よ。

あなたの変わりはあなたしかできないもんOK

踏ん張りどころは踏ん張らなきゃ。