医者になるには、幼少時から塾に行き、医学部や東大に多く合格者を出す私立中高一貫校に入学、そして医学部に合格。
その後、もうこれで医者になれると思ったら、さらに6年間の過酷な勉強と試験の数々。
それまでに要した親が支払った教育費(0歳から25歳くらいまで)は半端なく高額、また医師になった本人の努力も大変なものになっていると思います。
ようやく、研修医になり、2年間の研修を得て、今度は専攻医として、修行を重ね、やっと一人前の専門医になるころは35歳前後。
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仕事の量と質に対して、報酬が見合わないと感じつつも日々の医療を行うようになります。
専攻医で大学で博士号を取ろうと、頑張って、アルバイト医をしながらでないと生活は厳しいし、20代での医者の給与は本当に少なく、実家に頼ることもあると思うし、大学の他の学部の友人や高校の友人をみていると、外資コンサルに就職した友人たちは、忙しさはあるものの、2000万円以上も稼ぐ友人たちもいて、”あれ、職業間違ったかな”と思ったりすることもあるようです。
給与明細をみて、”こんなに少ないのか?あれほど頑張ってきて、その結果がこれか”と、わかっていたつもりでも、やるせない気持ちに時にはなるようです。
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患者や患者の家族が医療従事者に対して行うハラスメント行為「ペイシェントハラスメント(ペイハラ)」も日常的で、若い医師の親世代のように、医者を”お医者様”と呼んだり、診療中の態度や応答など、一定のリスペクトはあったと思いますが、今はなくなりつつあります。
挨拶の仕方が悪いとか些細なことくらいでも、病院にクレームが入るようです。
昔は、患者や患者の家族からの”感謝のお言葉”や”感謝のお手紙”をいただき、薄給でも使命感をもって、頑張って、日本の医療を医師が中心とした医療従事者が支えてきたと思いますが、もう少し、医師を含めた医療従事者へのリスペクトはあってもいいかなと思うこのごろです。
また、SNSで美容クリニックの話がたくさん出ており、それを若手医師も接する機会も少なくなく、稼いでいるような様子に(いい話しかSNSに投稿されない苦笑)、”私も美容関係の医師に転身しようかな”と思う若い医師は少なくなく、最近の”直美”(直美とは、医学部卒業後、2年の臨床研修を終えてすぐに自由診療である美容医療の道に進む医師で、「直接美容医療」の略)
にたいしては、若い医師ほど、抵抗はないようです。
一方、美容医療は、SNSなどを効果的効率的に利用し、自らPRして営業していかないと、生き残れない厳しさもあり、美容医療に進んでも厳しい現実もあると思います(口が達者でないといけないですし、PRがうまくできるのはクリエイティブな才能もないと難しいですね)。
そして、健康な方(お客様)の体にメス等を入れるので、施術後で、思い通りのイメージにならなけれれば、大金を払っているお客様からの強烈なクレームの嵐になることは必至で、それに対抗できる強靭な精神力もないと難しいと思います。
なので、だれでも稼げるわけではないですよね。
よってもって、今の医療を維持もしくは改善するには、
・今の保険医療を抜本的見直しが必要~保険点数の見直し。保険料の見直し。国の予算の組み直し
・SNS等で、美容医療よりも通常の医療の魅力や、”やりがい”をもっともっと発信していくようにする。マスコミや医療従事者の周囲の方々に全面的に協力してもらう。
・医療従事者へのリスペクトを高める。これには学校での教育も必要
ということだと個人的には思っています。
最後に、
私は、日本の美容医療業界をこれだけの魅力的なビジネスにしてきた、先人たちの努力はすごいものだと思います。
どれだけの逆風があったかと思うと、相当な血のにじむ努力をされてきたと思います。
その努力の結果が、美容医のプレゼンスを今の現在のように上げて、若い医師に対して、魅力的にみえるようにしてきたのは、すごいことだと思います。
なので、もし若い医師が美容医に転身するのであれば、その点は十分に考えてもらいたいと思います。一方で、今の一般医療もそろそろ方針転換が必要ではないでしょうか?それには国民の痛みもあります。このままでは日本で良い治療が受けられなくなる予感がします。高度な手術や治療を受けるなら、アメリカやオーストラリアなどに行き、高額な医療費を支払わないと治療が受けられなくなる時代が10年後20年後に起こりえます。今活躍されている高度な手術や治療ができる医師も高齢になり引退するからです。
現に、今、有望な医学生は海外に目を向けています。アメリカやオーストラリアで医師免許を取得し、アメリカやオーストラリアの医療現場で働きたいと思う医学生は少なくないです。高度な手術や治療により報酬も日本の比ではないからです。
ところで、大学病院の勤務医の給与だけでは、お子さんを私立中高一貫校に行かせるのは厳しいと思います。もちろん国公立大の医学部しか行かせることしかできないです。
高度な手術と治療ができる医療機関の保険手数を大幅にUPするとか、そういう医療機関には国から手厚い補助(人件費)を出すとかしてもらいたいところですね。
↓↓↓↓↓↓↓ご参考"記事
"美容外科を選ぶ20~30代医師は10年で4倍に…女医の解剖中の不適切投稿炎上で問われる"直美"の是非"
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