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国公立大学医学部の前期も後期試験も終了しましたが、
幸運にもすでに合格が確定し、入学金や授業料を収めた方はほんの一部ですよね。
多くの受験生とその家族の受験はまだ終わってません。
勝負はこれからです。
それが医学部受験という厳しさだと思います。
そのような状況の中、横浜市立大学医学部で補欠合格のアナウンスが以下のようにありました。
近年横浜市立大学医学部は補欠合格が10名程度ほど出ている年もあるようで、ちょっとした後期試験のある国公立医学部の定員より多い印象もありますよね。
横浜市立大学医学部を辞退した受験生の多くは、慶応義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学、最近は順天堂大学医学部にご進学するようです(ひと昔前では考えられなかったことですね。)
(それだけ私立大学医学部の難易度が上昇したのと、大学病院の知名度なども影響しているのではと思います)。
では、補欠合格にだれでも期待が持てるかというと、そうでないのが現実ですよね。
横市医不合格になった保護者としては、何度も募集要項を読むことが必要です。
これはどの医学部受験でも絶対やらなければならないと私は思います。
そこで、私の子供が今年、横浜市立大学医学部に受験し、惜しくも不合格になったという保護者の心境で、考えてみました。
ネットから募集要項をダウンロードして何度も読んでみました。
補欠合格になる可能性。それが、以下になります。
①一般枠のみ受験か、それとも地域枠も含めた受験か?
一般枠のみだと58名のみ合格です。
59番目は不合格です。
なのでもしかしてお子さんは地域枠まで希望を出していれば、合格していたかも知れないケース。
②後期試験が足切りでどこも受験できなかった。
もしくは浪人覚悟で受けたので、後期は出願しなかった。
または地方に行きたくないので、都内の私立に併願し、東京慈恵会医科大学、日本医科大学、順天堂大学医学部レベルの補欠合格や正規合格を確保しているケース
横浜市立大学医学部は全国でも難関の医学部です。
そこに落ちた受験生もそれなりの学力で、たまたま実力を発揮できなかった可能性もあります。
後期試験で頑張って合格を勝ち取った強力なライバルたちが皆、補欠候補から抜けます(後期合格して入学手続きをした時点で、横浜市立大学医学部の補欠合格の資格を失います)
そうなると、上記に当てはまる受験生の補欠合格の可能性がUPしますよね。
(ただし今回は新型コロナウィルスの関係で追試になり合格された方がいると、補欠合格は例年より減る可能性もあるのでそんなに期待できないかも知れませんが)
そして、
③お子さんの受験番号の前後の合格番号が大きく開いてないか?'の確認(今回9~10程度の受験番号の数字が空いている箇所が6件程度ありました。)
↑空いているところにお子さんの受験番号がはまるのであれば、お子さんが補欠になる可能性もありますよね(根拠もない話のように思いますが、子供を信じることが重要です。神様も信じて)
このあたりに該当するお子さんは、おそらく、補欠合格の確率が上がると想像します。
そういうことを期待して、保護者も受験生も3月28日の朝9時には、電話がとれるように自宅待機し、いつでも大学に行って手続きができるようにしないといけないですね。
保護者は会社を休み、子供の補欠合格を信じ、入学準備資金をすぐに大学に振り込むようにスタンバイするくらいの覚悟が必要です(バカバカしく思うかもですが、自分がそういう状況下なら、きっとやると思いますよ)
何が起こるかわからないのが、医学部受験です。
いかなる時にもあきらめずに、保護者も落胆しきった子供に、その「あきらめない」姿勢を示す必要があると私は思うのです。
「絶対合格している!お前をいつも信じている」と。
人生「最後まであきらめるな!」と子供には言葉だけでなく行動で保護者は示すべきだと思います。
それは医者になった時でも、かならず役立つと信じています。
最後まであきらめない医者になって欲しいと願うからです。
まだ合格を勝ち取ってない受験生、そしてその保護者の皆さまの幸運を心の底から祈ります