山梨県で、マスクを手作りで作成して、山梨大医学部に寄付した少女が話題になりました
https://www.fnn.jp/articles/-/32725
将来の夢は医師になりたいとのことです。
是非、このような方には医師になってほしいと思います
一方、医師になるには、医学部に合格しなければならないという最大の関門があります。
既にこの少女のように中学2年生ということは、高校受験では県内のトップ高を目指す必要があります。
調べてみましたら、インターエデュによると
例えば、山梨でと進学を考えると、
2020年の山梨大学医学部への合格者は
山梨県立甲府南高校 12名(7名)
私立駿台甲府 10名(7名) ( )内は現役
となっていました。つまりこの2校のどちらかに入学する必要があります。
しかも学年でトップ10に入るくらいでないと国立の医学部に合格できないとなるわけです。
私立に目を向ければ、早慶の理工学部に余裕で合格できる実力があれば、医学部進学が可能ですが、3000万円から4000万円
必要になるので、奨学金だけでは対応できず、親が2000万から3000万円のサポートが必要になります。
子供が「医者になりたい」と本気モードになったら、では、親はなんと答えればよいでしょうか?
「頑張れ」とは無責任には言えないですよね?言うことはたやすいですが、現実を子供に伝える必要はあります。
ここで、脊髄反射的に「私立はダメ」とか単純に言ってしまったら、それでは子供はかわいそうです。
お子さんよりも学力が低い方がどんどん私立に合格し、進学していきます。
かわいそうです。
つまり、
・県内のトップ高に合格するために、一番近道な塾や家庭教師など、資料集めを子供と一緒にして、どうするか考えて相談して決める。そのための出費は毎月5万円くらいは必要でしょうか。そして塾の場所にもよりますが、毎日送迎も車で必要になるのではないでしょうか。子供も家族も生活は一変しますよね。
・お金の件はしっかり子供と話をしないといけないですね。親としては、奨学金や各大学の資料集めが必要です。80以上ある日本の医学部、そして海外の東欧諸国のハンガリーなどやアジアの中国の医学部のことも話をして、奨学金はいくら借りるかとか、親は貯金や借金をどの程度する必要があるか、中学生にもなればお金のこともきちんと理解すると思うので、ここはしっかり説明したいところですね
以上を相談して、それでも医学部を目指すことを確認したら、あとは家族と一緒に医学部受験に向けて長い道のりを歩むだけです