勉強法【物理】 | 北大医学部行ってやるぜ!!

北大医学部行ってやるぜ!!

北海道大学
医学部受験ブログ
2浪
河合塾

2014年北海道大学医学部医学科合格

医学部だと物理化学か化学生物が多いと思います。生物と物理選ぶとき物理のほうが満点を取りやすいから物理にしといた方がいいと言う人がいます。自分もそう言われて物理にしました。だけれども満点近く取る人なんてかなり少数だし、物理は計算ミスで芋づる式に間違えて大失点したりすることあるので生物に比べて有利ということはないです。対して生物なんですが、友達に聞いたところ、定期的に暗記しなきゃ忘れるけれども、しっかりやると、大失敗はないし、安定するみたいです。ただし生物が超難しい学校があるみたいなんで、そういう学校は避けなきゃいけませんね。どこかは聞いてません。






本格的に開始したのは高3始まってからですが、それまでも定期試験対策でいくらかやっていたので、スムーズに入れました。
物理に関しては、現役の頃は知り合いの先生に習ってました。




知り合いの方には物理を1から教わりました。物理のエッセンスで基本事項を説明して、そのあとに同じ範囲で良問の風の解説って感じでした。そして次の週に先生に指定された問題を自分で先生に解説するって感じでした。原子含め全部やりました。実は高校3年の4~7月は物理ばかりやってました。そのおかげで最初の全統で偏差値67ぐらいでした。だけどこれで調子に乗り、物理を甘く見てました。

物理を初めてやる人は、始めからエッセンスじゃよくわからないところがあるかもしれないんで、分かりやすい参考書を自分で見てみてください。自分は教わってたんでなんとか理解したつもりでいたんですが(結局理解してなかった)エッセンスは分かりにくいところも多々あるんで。自分も本屋で探してみてまた書いておきます。

初めての時は、

参考書を読んで理解する
参考書をちらちら見ながら、図や式を書いてみる。
何も見ずに理解してるかを紙に書いてみる


という流れが1番いいかと思います。家でやるときは口に出してみると理解してない部分と理解してる部分がはっきり分かります。


物理は必ず紙に書いて解きましょう。最初の頃は特に、文字多すぎて計算ミスが多発するので、普段から解答は見易く、スピーディーに整理して書けるようにするためです。


ここで計算ミスのチェック方法を紹介します。これは普段から確認することで、癖をつけて、無意識に出来るようにしとほしいです。と言ってもありきたりなことかもしれません。(苑田先生から教わりました)


①次元のチェック

②極限状態のチェック



①は知ってる人が多いかと思います。出た答えの文字に単位を当てはめて、求めたい単位と一致するかです。普段から意識すれば、最初は遅くても、段々頭の中でできてくると思います。
自分がそうだったんですが、電磁気になると単位があやしくなる人は多いのではないでしょうか?
電磁気の単位もしっかり覚えてくださいね!


②は2浪目で初めて知りました。簡単な例でいくて、θ傾いている斜面上に質量mの物体が乗ってたら、斜面方向下向きにmgsinθの力がかかっていますよね。こんなことは絶対ないと思いますが、「これ本当にsinか?」と思ったとします。それを確かめるために、θを極限状態に持っていき、常識の範囲で妥当かどうかチェックするんです。
θを0°とするとmgsinθ→0
θが0°とは平なことで、平では重力が面と平行した力の成分がないのでok

θを90°にするとmgsinθ→mg
垂直な壁のことだから下向きにしか力がかからないのでok


こんなアホらしい例では伝わらないかもしれませんが、かなり有効なんです。
意識してみてくさださい。







何か始めの導入本やった後は自分と同じように良問の風がいいと思います。問題のセレクトと解説がいいです。
1周で全部できたらそれで終わりでいいけど、これも何回も繰り返してください。
あとエッセンスなどで載ってる、公式の導出は自分で出来るようにしてください。




良問の風が終わったら、時間的な問題で名問の森でいいと思います。

名問の森からは本格的な入試問題です。でも各大問の半分は良問の風レベルで、問題文が長いだけなんであまり恐れないでください。

名問やるときは、なぜこの式を持ってくるのかを1問1問しっかり理解してください。ただやみくもに繰り返しても、入試で同じ問題が出たときにしかできなくなります。なので最初の1周はかなり時間かかるかと思います。2周目からは~だから~の式を使って、こう出す、という風に頭の中で考えて解きましょう。自分は何回も同じ箇所で間違えてたので、そこに線引いて目立せてました。

名問のQ.問題もやってました。1個だけ、結局わからずにおわったんですが。




名問が全部出来るようになり、時間余って過去問まだやりたくないなあ、でも難系じゃ多いしなぁーっていう人には為近の物理演習というのをオススメしておきます。





時間ある物理得意な浪人生は難系でもいいと思います。問題網羅できそうですしね。ただ解説が微妙なんで得意な人向けですし、繰り返すには相当時間が必要です。




ある程度の偏差値で伸び悩んでる人は、もう一度、基本に立ちかえって、初歩的な参考書で、それぞれの部分でなぜこうなるのかと自分に問いかけながら進んでいってください。多分理解してない部分がでてくると思います。誰かに聞くのが1番いいかもしれませんが、出来ない場合は日をおいてまた考えてみると理解できるようになってることもあります。


基本をやり直したいとき、自分は体系物理を使いました。この本は公式の導出が誘導形式になってる問題が多い問題集でこれやった後、理解度が上がったんで一応書いときました。ただ問題数がめちゃくちゃ多いんで、自分は覚悟を決めて短期間で一気にやってました。



名問までできるようになったら、医学部では合格点取れると思うんで、少ない問題からいろんなことを吸収してくださいね!



物理は以上です。



 ただ羅列しただけみたいな感じになって申しわけないです。







それでは。





物理のエッセンス 力学・波動 (河合塾シリーズ)/河合出版

¥907
Amazon.co.jp

物理のエッセンス 熱・電磁気・原子 (河合塾シリーズ)/河合出版

¥907
Amazon.co.jp

良問の風物理頻出・標準入試問題集 (河合塾シリーズ)/河合出版

¥907
Amazon.co.jp

名問の森物理 (力学・波動) (河合塾SERIES)/河合出版

¥1,080
Amazon.co.jp

体系物理[第6版] (体系シリーズ)/教学社

¥1,080
Amazon.co.jp

為近の物理演習I・II―代々木ゼミナール (代々木ゼミ方式)/代々木ライブラリー

¥1,296
Amazon.co.jp

難問題の系統とその解き方物理I・II―新課程/ニュートンプレス

¥1,836
Amazon.co.jp