『久しぶりに川で遊ばせたいと思ってるんだけど一緒に行かない?』

そう夫に声をかけ、

数ヶ月ぶりに夫、愛犬とお出かけ。

この季節、日中に外に出られない愛犬は

毎日退屈そう。

(人間が勝手に思っているだけかな?)

山に近づけば少しは涼しいだろうと思い、

朝早くに家を出て

山に向かってドライブ。

これまでにも数回行ったことのある川原で

水遊び。

気温は32℃くらいだけれど暑い! 

川に入っているときは気持ちいいけれど

午前中から日射しがキツイ。

愛犬を少し泳がせてみると

必死の犬かき!

すぐに寒くなったみたいで

ブルブルと震えはじめて

帰りたそうな目線を送られる。

早めのお昼をテラス席のあるお店で食べて

早々に車に戻り

エアコンのきいた涼しい車内で

愛犬はうたた寝。

寝顔と寝姿が本当に可愛い。

片道2時間、ゆっくりと帰り

夕方には自宅に到着。

犬共々くったり。

でも久しぶりに会話が弾んだ日だった。


夫が休みに入った。

先月から何故か歩み寄りを始めた夫。

夫の気持ちはわかっているつもり。

一緒にいたい

そう思っている。

でもここまで気持ちを途切れさせたのは夫。

これまでは言い合いをしても

自分も悪いと心の中で反省しやり直してきた。


不妊治療をやめると言い放ち

5ヶ月くらい経っただろうか。

夫は私の気持ちをわかっている

勘の悪い人ではないから。

ただ、

私の気持ちを知りながら知らん顔をしている。

どう話していいかわからない

という気持ちもあるのだろう

それも理解している。


先月から2回ほど話し合ってみた。

話し合うというより

別々に生きていく

ということが前提だったような話し合い。


正直言えば、

子どもをもつということ

そこまで考えていない。

どちらかと言えば

子どものいない人生のほうが

もう私にはしっくりくる。

ただ、まだやりきったとは思っていない。


だから治療を今やめるということは

きっと後悔するだろうし、

夫のせいにしてしまうと思う。



あなたが、協力してくれなかったから…と。




ちょうど一年前の手術の時、

右卵管を切除して

卵管水腫っぽいと言われ

左卵管をクリッピング。

考える時間もほとんどなくて

でも決断しなくてはいけなくて

一人で悩んで

わずかな可能性でも自然妊娠する希望を絶ち

体外受精を頑張る

そう決めたのに

これじゃ、後悔するに決まっている。

治療をこんな気持ちでやめたら

後悔する。


やりきった

私たち不妊治療頑張ったよね

そう思えたなら

子どもがいなくても

二人で生きていくことができる

そう、思うけれど

(実際は子どもがいなければいないで、面倒な問題もあるが………………。)

そこまで言わなければ

夫には伝わらないんだよね、きっと。


あの時の決断を後悔しないためにも

この気持ちをしっかり夫に伝えるべきだと

それはわかっているんだけれど


そこまでの気力がまだない。

普通には会話するようになったけれど

私のこころ、疲労困憊。  


保育園の時に仲の良かった子と

久しぶりすぎる再会。

卒園となり小学校は離れ離れ。

お互いの親も仲良かったけれど

出不精な親たちは一緒に食事をすることも

出掛けることもなく

街中で会えば話をする程度。

その時に、お互いの近況を聞くくらいだった。

それが、

何故かこのタイミングで

親を介して連絡先を交換

そして連絡を取り合うようになり

ついに会うことが実現。


地元の串揚げやさんで

美味しいものを食べながら

数時間、途切れることのない会話。

付き合っている彼との結婚話で盛り上がり、

(ほとんどこの話題だったな)

楽しかったな。


芯が通っていて

真っ直ぐで、真面目で。

そうそう、そんな子どもだったな。

あの頃の記憶が戻ってきた~

懐かしい

不思議な感覚。


さて、次会うのは

いつになるかな。