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いがらしです。なんとKSGでもお世話になっている、
公認会計士試験に半年で合格した高野さんが本を出されたそうです!!
まじすごすぎです!!


http://www.njg.co.jp/kongetsu_tokushu.php


不可能を可能にした「独学勉強法」の秘密
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司法試験と肩をならべるくらい難しいといわれている、公認会計士試験。その難易度は、合格者の平均学習期間は2~3年であり、予備校通いが標準となるため、独学での試験突破はほぼ不可能といわれていることからもわかるでしょう。

しかし、独学での突破は本当に不可能なのでしょうか?

今回ご紹介する新刊 『予備校いらずで一発合格! 資格試験「半年・独学」勉強法』 の著者・高野博幸氏は、大学在学中に、公認会計士試験を受験することを決意し、半年間の独学によって、見事に合格しています。

資格試験「半年・独学」勉強法

今回は、本書の内容をもとに、入試や資格試験などの突破を目指す全受験生の力となるような勉強法をご紹介します。


●まずは試験を知る

資格試験に挑戦するにあたってまずやるべきことは「試験を知り、『合格』という最終目標に達するための戦略を考えること」です。そのためには、試験の全体像をつかむことが大切です。

全体像をつかむことのメリットは2つあり、1つは、最短経路で効率的な勉強ができること。2つ目は、全体像を知ることで現在学んでいる部分の位置づけがわかることです。


とくに、2つ目が重要です。ある事柄には、必ず背景や趣旨、つながりがあります。その背景を知らず、表面的に学んでもそれは単なる丸暗記にすぎません。

短期合格を目指すには、丸暗記ではなく理解を重視して勉強することが大切です。そのためにも、全体像をつかんでおくことが必要なのです。


●アウトプットを重視するのが
  合格への近道

さて、全体像の把握などを行ない、いよいよ勉強をはじめるわけですが、高野氏は勉強の基本としてアウトプットの重要性を挙げています。というのは、「知識というのは覚えることが目的なのではなく、活用するために習得するもの」という考えがあるためです。

たとえば、「基本的な理論と計算方法は覚えたのに、いざ問題を解いてみるとまったく手がつけられなかった」という経験をした人も多いことでしょう。

これは、「知っている(あるいは見たことある)けど、問題を解ける形での理解をしていない」ということです。つまり、インプットによって理解することと、その知識をアウトプットして問題が解けることは別の次元であるといえます。

この点から、知識を覚えるときはアウトプット時に求められる形でインプットするのが効率がよく、その方法として、「アウトプット(=問題演習)をしていく中で、知識をインプットしていく」ことが考えられます。

ただし、何も知識がないのに問題を解こうとするのは逆に非効率なので、必要最小限だけのインプットを行ない、あとは問題演習などを通じて、アウトプットしていくのがいいでしょう。それでもわからない部分については、そこでインプットを補えば済みます。

ちなみにこれは、独学ならではの方法論といえます。予備校の講義では非常に詳細に解説してくれるため、初期のインプットの時期が長くなるからです。もし、予備校に通学しながら短期合格を狙うのであれば、インプット時期に自分で問題集などを使い、並行してアウトプットを行なうことをお勧めします。


●時間効率を上げる「中途半端勉強法」

このように、著者の高野氏はアウトプット優先の勉強法を推奨していますが、まずは最低限の知識をインプットしなければ、アウトプットのやりようがありません。

高野氏は、その必要最小限のインプットを効率よく行なう方法として、「中途半端勉強法」を提唱します。これは簡単に言うと「時間をかける必要のないところには、時間をかけない」ということです。

具体的には、参考書の途中に演習問題があったとき、この問題の『解き方』は考えるものの、実際には解かずに答えをみて、自分の解き方や理解が正しいかどうかを確認します。

初期インプットの段階では、まず全体像を理解することが第一なので、問題をこなしていると学習速度が落ちてしまいます。また、試験を考えても、今目の前にある問題がそっくりそのまま試験で出題されることはほぼありません。

なので、この段階では答えがあっていることよりも、「やり方がわかる・やり方が正しい」ことが大切なのです。それさえわかっていれば、本番で類似の問題が出ても解けるはずです。

また、別の理由としてモチベーションの問題があります。全体のなかの1科目、あるいは参考書のうちの1冊に時間がかかっていると、なかなか勉強が進まないと錯覚し、やる気が損なわれてしまいます。

参考書の途中にある演習問題は、理解しているかどうかを確認するためのツールです。最後まで自力で問題を解ききるのではなく、やり方を考えるようにしてください。


●間違いノートを利用する

必要最小限のインプットが終わると、いよいよアウトプットをからめた学習をすることになります。その方法もいくつかありますが、ここでは「間違いノート」を利用した学習法を紹介します。「間違いノート」とはその名のとおり、問題を解いて間違えた部分をノートにまとめていくというものです。


問題集の名前、問題文中で必要な情報、自分の答えと模範解答を記載したものです。そしてその下に何を間違えたのか、どうして間違えたのかを自分なりに考えて記載していきます。

間違いにも、単なる計算間違いから、解き方自体がわからなかったものまでいろいろありますが、たとえば単語を暗記していなかったために解けなかった問題は、何を暗記しなければならないかを記載します。

試験で点数を伸ばすために重要なのは、「できないことをできるようにすること」ですので、できないこと(できなかったこと)を繰り返し勉強するためには、「何を間違え、今後間違えないようにするには、どのような情報が必要なのか」を、まとめておくことが必要なのです。


いかがでしたでしょうか。高野氏は独学のみを推奨して予備校通学を否定しているわけではありません。独学でもやり方によっては予備校に通う以上のパフォーマンスを引き出すことができる」というのが、本書のスタンスです。

仮に独学という方法をとらなくても、これまでご案内した勉強法は十分に役立つと思います。読者のみなさまも本書を参考にして、自分にあった勉強法を確立してください。
高野博幸



資格試験「半年・独学」勉強法

第1章 試験を知って戦略を考える
第2章 目標を立てて勉強に取り組む
第3章 全体像を把握して勉強する
第4章 効率をアップする勉強法の各論
第5章 自信を持って試験に臨むために
第6章 勉強をする上での気持ちのもち方


こうの・ひろゆき
2005年東京大学経済学部入学。2007年2月に公認会計士試験の勉強を本格的に始め、6・8月に受験し11月に合格。同年6月簿記1級・2級を一括合格。『半年・独学で公認会計士試験に合格した学生のブログ』がJapan Blog Aword最終選考にノミネートされる。2007年11月税理士法人プライスウォーターハウスクーパース入所。