人工肛門閉鎖〜   58日後
排便回数  9回


まず最近のおトイレ事情。
人工肛門閉鎖手術後1ヶ月で落ち着いてから、
それ以降はあまり変わらず小康状態。

(他のブロガーさんの記事などみてても、
これ以降はあまり変化なさそうなのかな。)

軟便でトイレ回数は多いけど、
不便を感じる程ではないです。

あ、ひとつだけ。キョロキョロ
ガスがうまく出せなくて、
外出先のおトイレで音が出てしまうのが、
地味に恥ずかしいですねあせる苦笑


先日は通院日で、
1ヶ月ぶりに病院へ行きました病院

もう脱水による目眩やふらつきも
なくなったので、

水分の点滴をやめてもいいですか?音譜

と期待いっぱいで聞いてみましたが、

甘かったです悲しいあせる


腎機能の数値クレアチニンの値が
まだ高くて(1.26)、

正常値(0.8)に落ち着くまでは
水分の点滴を続ける必要があるようです。


もうしばらく点滴生活汗汗は続きます。ショボーン


傷の方は一応治りましたが、

お腹にはまだ凸凹があり、

今回と前回の手術の傷跡が
赤く痛々しく残っているので、あせる

早くきれいな白い瘢痕になりますよ〜にお願い

と、亜鉛たんぱく質

多めに摂るようにしています。


おやつに、魚肉ソーセージ魚しっぽ魚あたまとか。
サイズ大きい割には、たんぱく質 6. 9gだけあせる)

パルテノ・ヨーグルト(たんぱく質28.6g/1パック)と苺(=ビタミンC)で、

ババロアを作って食べたり。いちごいちごいちご


傷跡がもう少し薄くなり
目立たなくなったら、

温泉にも行きたいなぁ〜温泉

とか思っていますビックリマークニコニコ


人工肛門閉鎖〜   42日後
排便回数  10回


今週は、リハビリと称して、
映画美術館に行きました音譜指差し

(そんな楽しげなリハビリってあり?驚き


クリスチャン・ディオール展
(ブランド物なぞ買える身分ではないのですが、
    展示の仕方が面白くて圧巻で、
↓   私でもすごく楽しめましたニコニコ


色々リハビリしてみた結果、

駅や商業施設などで
トイレの確保できる移動であれば、

もはや何も恐るることはない!!

と悟りました。(笑)


映画も、
2時間トイレを我慢できるか心配でしたが
無事クリアしました。


ちなみに、
観た映画は『すずめの戸締りヒヨコ足あと
 



新海誠監督の作品は、
『君の名は』と『天気の子』は
とても好きですが、

今回のは、
私的には、ちょっとイマイチだったかも知らんぷりあせる
スミマセン


でも、
大地震が来たら大変なんだろうな〜、と
いつ起こるかしれない、
首都直下型大地震に対して
注意喚起されましたし、

公開45日で興行収入100億円突破という、
大ヒット映画なことは間違いない!!です。

(ちなみに『君の名は』は公開28日、
『天気の子』は公開34日で100億円突破。)


見終わった後も、数日
す〜ずめ♪」というダイジン(という名の猫)の声が脳内リフレインしてました黒猫しっぽ黒猫あたまキラキラキラキラ
(圧倒的描写力と世界観の成せる技ですね)



〜調子の悪かった面も記しておきます。〜


外出した日は
疲れ果てて10時間眠りこけて
翌日は、筋肉痛どころか、動けなくて廃人のように家に引き籠る始末…汗

また、美術館へ行った日は、
帰り道に(歩き過ぎて)足にガタがきて、
途中で力果てました…かたつむり汗汗

やっぱり普通の人と一緒に行動すると、
ついていけない自分がいますあせるトホホ


2年間の引きこもり療養生活で
げっそりと落ちてしまった筋肉は、
直ぐには元に戻らなさそう。


…世の中甘くないですね〜泣き笑い



でも、、いつかまた、、
ボルダリングが出来るくらいに
体力回復しますように〜。。お願いお願い

(今はまだまだ無理。きっと着地した拍子にいきんで
    便漏れすること間違いない…苦笑)


ボルダリングのシューズも、
もう2年以上、靴箱で眠っています。
(久しぶりに靴箱から取り出し、空気に触れて消臭中…)



いつか、この靴が
陽の目を見る時が来ますように〜流れ星キラキラ



今日は点滴の日なので、

家で読書などして過ごしました。



最近、歳のせいなのか何なのか、


新しい本・映画・音楽を発掘するよりも、


昔読んだ・観た・聞いたものを

再び手に取ることが

増えました。知らんぷり



今読み返しているこの本も、

20年近く前S状結腸がんで闘病していた頃に読んだ本。



死ぬ瞬間〜死とその過程について
エリザベス•キューブラー•ロス


タイトルはなにやら扇情的ですが、

中身は、精神科医キューブラーロスの患者への死に関するインタビューで、1960年代の話ですが、今にも通じる普遍的な内容になっています。



彼女の提唱した、死の受容過程(5段階: 否認→怒り→取引→抑うつ→受容)は有名ですよね。



昔の自分が、所々
赤でマーキングをしていました。目



患者は、病気が重くなると、しばしば意見を言う権利のない人間のように扱われる」

物のように扱われはじめる。彼はもはや一人の人間ではない」


こんな箇所に赤マーカー引くなんて(苦笑)。
ただ当時の私は、そのように感じていたのでしょう。

実際、私は、S状結腸がんで、通常は大腸全摘はしないのに、2度目の手術時に主治医と両親の間で勝手に話を決められ、大腸を全摘された経緯があります。
現在では一般的でないですが、20年程前には、全摘すると5年生存率が上がるという学説があったそうです。
両親も良かれと思って判断してくれたのだと思いますが、若かった私は、大腸を全摘されることによって身体に傷がつくことや生活の質QOLが低下することの方がよっぽど嫌で、なぜ私に断りなく方針を決めたのか怒りました。


で、この問題。。
今あらためて考えても、
すごく重要なテーマだと思うのです。

この本から半世紀経ちましたが、
現在の医療現場にも、なお残る問題かと…。


患者の意見を聞いてもらえない。
物のように扱われる。


昨年のR病院での体験を
思い出します。

私が質問すると、都合が悪いとすべて、主治医に無視されました。

処置室で、お尻のカテーテルの糸を縫う際に、
主治医と研修医に「長過ぎるよ、これ〜」とゲラゲラ笑いながら処置をされました(悪ふざけというか、患者に失礼な態度でした)。糸が長過ぎてカテーテルが固定されずグラグラしていると訴えましたが、「これが普通ですよ」と言われ無視されました。

病院は、わりと閉鎖的な空間なので、
そこで自分の身体に不利益な扱いを受けると、
正直けっこう恐怖を感じます。


介護施設でお年寄りが虐待された話を
ニュースで聞いたりしますが、

あながち他人事ではなく思えてしまう。

そんな今日この頃です。


もっと患者の声を聞こう、と唱えた
この本は、

終末医療に携わる医師の必読本
になったそうですが、

その姿勢は、もっともっと、
医療現場に浸透していって欲しいなぁ。。

と心から願います。。三日月キラキラキラキラ